35センチのエビフライと新名古屋名物を掲げるメニューを提供する「海老(えび)どて食堂」(TEL 052-459-5517)が7月30日、名古屋駅新幹線地下街「エスカ」(名古屋市中村区椿町6)にオープンした。
店舗面積は32坪で、テーブル席64席を設けた。中央には店名が記された約3メートルのエビフライのディスプレーを飾り、利用客や通行客が写真を撮っていくなどして注目を集めている。
新名古屋名物を掲げるのは「海老どて」。揚げ立てのエビフライを、八丁みそとエビみそを合わせた「黒ソース」、スイートチリソース、エビみそ、チーズを合わせた「赤ソース」の浸して食べる料理。ソースは注文時にどちらかを選ぶ。「エビ」(6本724円、10本1,102円)、エビ6本とほかフライ4本が付く「海老どてセット」(1,039円)、追加ソース(各294円)など。手羽先の空揚げ「大手羽」(1本126円)を「黒ソースにくぐらせて楽しむのもおすすめ」(おかみの藤田さん)だという。
大きな天然エビ1匹を使った35センチの「特大海老ふりゃ~」(1,974円)は、ピクルスの代わりにラッキョウ漬けを使った自家製のタルタルソースで楽しむ。ご飯、赤だしが付いたセット(2,373円)も販売。食べやすいように切り分けられる「海老バサミ」を用意。箸袋にはメモリを記し、開くと35センチの長さを測れるようにした。「旅行者や出張で名古屋に来ている人が多い。箸袋を持ち帰っていただいて、ご家族ご友人に『名古屋で35センチのエビフライを食べてきた』と土産話をしてほしい」と藤田さん。
23センチのエビフライ2本が付いた「海老ふりゃ~定食」(1,554円)も用意。「毎日35センチのエビフライを見ているので、23センチがそれほど大きく感じられない。感覚がまひしてしまう(笑)」。そのほか、「海老とんかつソース丼定食」(1,344円~)、テークアウト可能な「大海老太巻き寿し」(1,260円)、「海老かつサンド」(924円)。
ビール、ハイボール、焼酎、サワーなどアルコールも提供し、居酒屋利用もできる。「新幹線に乗る前に利用しやすいよう」、刺し身やおばんざいとドリンク1杯をセットにした「晩酌セット」(1,260円)も。
ランチタイム(11時~14時)は、「海老どてランチ」(1,344円)、「特大海老ふりゃ~ランチ」(2,079円)、「刺し身海老ふりゃ~ランチ」(1,344円)などをそろえる。
営業時間は11時~22時。