1月8日まで運行していた「JR東海バス ぴよりんラッピングバス」の模型の販売が2月23日、ECサイト「JR東海MARKET」内のオンラインストア「JR東海バス部」で始まる。
実際のバスの約150分の1スケールの「JR東海バス ぴよりんラッピングバス」のバス模型
さまざまなバスをモチーフにしたトミーテック製造のバス模型「ザ・バスコレクション」シリーズの同商品。
JR東海バス(名古屋市中川区)と、名古屋のスイーツ「ぴよりん」の製造販売会社・ジェイアール東海フードサービス(中村区)が共同で、昨年7月21日から期間限定運行した「ぴよりん」ラッピングの高速バスを模型で再現した。車体側面には「ぴよりんHappy Busday!」のメッセージや、本来書かれている「HIGHWAY BUS」の代わりに「ぴよりんBUS」の文字を、方向幕は初運行と同じく「新宿・東京駅」を、ナンバープレートは実際に運行した車両と同じ「名古屋200 か34-64」を表現する。車内の運転席や客席も表現する。
模型の仕上がりを見て、JR東海バス企画営業部・栗野茂仁香さんは「ぴよりんラッピングバスがそのまま再現された。バスファンもぴよりんファンもよろこんでくれるのでは」と笑顔を見せる。
栗野さんによると、ぴよりんラッピングバスは期間中、253本を運行し、5685人が乗車した。「利用者から好評をいただけた。SNSで『ぴよりんバス』を検索するとたくさんの投稿を確認でき、かわいい、乗りたいという声のほか、『乗りました』『今、乗っています』『車内の装飾も楽しい』といった感想も多かった。ぴよりんの人気の高さに驚いた」と振り返る。
商品化について「『長期間運行してほしい』『グッズ化してほしい』といった声を直接いただくほか、SNSを通じて楽しんでいただけたことがよく分かったことから、期間限定のバスを模型としてお客さまのお手元に届けようと考えた」(栗野さん)と話す。
実際のバスの約150分の1スケールで、サイズは長さ=7.9センチ、幅=1.6センチ、高さ=2.2センチ。バスコレ走行システム対応。1個3,400円。