名駅エリア那古野交差点近くでスクールの運営を行う「日本デコアート協会」(名古屋市西区那古野2、TEL 0120-987-462)は、新コース「デコパテ ビジューデコレーション」を開講した。
同スクールはデコアート専門のスクールとして、名古屋を中心に東京や仙台、岐阜の4都市で5校を展開。全国で120人以上の受講者が在席している。「デコパテのコース化は、デコスクールとしては今のところ珍しい」と、同協会会長の鈴木さん。デコアート関連の作品を東京の展示会で見かけるようになったことが、新コース導入のきっかけになったという。
デコパテと従来のデコアートとの違いについて、「接着剤を使わず、粘土のようなパテを使うので、簡単にできる、難しくない。パテが固まるまでに時間がかかるので、デザインを考えながら制作できる」という。「万人にデコレーションを広めたい」と、意気込む鈴木さんは、「2ミリのラインストーンを細かに貼り付けていく今までのデコアートよりも、初めての方や年配の方にも取り組みやすいのでは」と、期待を寄せる。
「他にも、パテには汎用(はんよう)性がある。パテでの接着には強度があるので、ビジューという大きなストーンを使ったデコアートも可能。とても華やかな作品になる。パテ自体にも色を付けたり、混ぜ合わせたりして見せることができるので、製品により近いアクセサリーを作ることができる」という。
受講費は2万8,875円(材料費、道具レンタル代込み)。3回各1時間のレッスン。「ストラップ、ペンダントトップ、リング、ゴルフマーカー、ブローチ」の5種類の素材の中から、好きなものを3つ受講生に選んでもらい、パテの混ぜ方やビジューの選び方についてレクチャーする。
鈴木さんは、東京のスクールをはじめ、全国各地でデコアートを広める活動を行っているが、「やっぱり名古屋が好き」という。女性のファッションやグッズなどについて「最近は、『ブランド重視』が薄れてきて、『オリジナル』や『私だけ』という特別感を求める傾向にあるのでは。スクールで作った作品を友達にプレゼントして、喜んでもらえたという生徒の声も。1月からは各コースもリニューアルし、受講料の見直しも行ったので、皆さんに気軽に参加していただければ」と呼び掛ける。