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名駅のオーダーメード靴店「シューズ・ボナンザ」、新作パンプス販売開始

店主の鈴木さんと新作パンプス

店主の鈴木さんと新作パンプス

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 名古屋駅東のオーダーメード靴店「shoes bonanza(シューズ・ボナンザ)」(名古屋市西区名駅2、TEL 052-564-5900)に昨年12月から、レディス向けの新作パンプス「prosperite(プロスペリテ)」が並び始めた。

一番人気のカラーはキャメル

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 オーダーメードで靴職人が手掛ける靴店として、名古屋プライムセントラルパーキング北側1階に2009年にオープンした同店。店内には工房を併設し、紳士靴をメーンに販売していたが、2011年からはレディス商品の販売も開始。「今までは40~50代の女性向けだったが、プロスペリテは20~30代がターゲット。仕事上、どうしてもヒールを履かなくてはいけない女性に向けてボナンザから一つの提案として作った」と職人の鈴木さん。

 新作の特徴について、「まずは7センチの高さを感じさせない安定したヒール。この安定感を出すため、サンプルをいくつも比べてヒールの形状にこだわった」という。「歩きやすさにつながるアンクルストラップと前滑りしづらい中敷き」「底敷に刻んだ『made in NAGOYA』には、名古屋での靴作りに感謝の気持ちを込めた。この刻印はプロスペリテが初めて」と細部にもこだわる。「売れ行きは好調で、プロスペリテ目当てにいらっしゃるお客さまも増えてきている」

 「(当店では)普段は1人の職人がデザインから製作まで行うが、今回は4人の職人が知恵を出し合い、モニターテストも行って作り上げた。ボナンザにとって新たな展開」と鈴木さん。「いいものを作ろうという方向性は同じで、職人同士の意見の対立はなかった。店舗のディスプレーも意識した展開を、という流れになったことが面白かった」と振り返る。

 カラーは35色。アンクルストラップの金具の色や底敷の色、ヒール部分の素材も選ぶことができる。「人気のカラーはキャメルでヌバック素材のもの。ブラックや春色のピンクも売れ筋。お薦めはグレー。ほかの靴屋さんではあまり見かけない珍しい色だが、服にも合わせやすい」という。サイズは21.5~26センチで、価格は2万7,000円~(木型を加工した場合は3,000円追加)。靴の仕上がりまでは3週間~。

 「常にお客さまの声に対応していきたい。毎年ブーツを作ってほしいと言われているので、4人の取り組みとしても、これからの課題。今後もレディス商品のラインアップを強化して提案していきたい」と鈴木さん。

 営業時間は、火曜~金曜=13時~20時、土曜・日曜=10時~18時。月曜定休。

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