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快晴の名古屋から新型観光特急「しまかぜ」出発-乗客ら笑顔で乗り込み

10時25分、期待に満ちた乗客を乗せ、近鉄名古屋駅を出発した「しまかぜ」

10時25分、期待に満ちた乗客を乗せ、近鉄名古屋駅を出発した「しまかぜ」

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 昨日の雨模様から変わり朝から快晴に恵まれた3月21日、近畿日本鉄道が運行する新型観光特急「しまかぜ」の名古屋発10時25分の始発列車が近鉄名古屋駅から出発した。

「しまかぜ」のロゴを付けた車両

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 2月21日に予約販売をスタートしてから、好調な滑り出しを見せる同列車。近鉄名古屋駅・大阪難波駅と賢島駅を結び、近鉄名古屋駅からは約2時間10分で賢島駅に到着する。水曜を除き1日1往復運行する(春休み、夏休み、年末年始などは水曜に運行する場合も)。6両編成で編成定員は138人。1・6号車の「展望車両」に取り付けられた約110センチの大きな窓からは賢島までの景色が広がり、途中、海を臨めるシーンもある。

 当日は、入線して来る「しまかぜ」と出発式の模様を写真に収めようとたくさんの鉄道ファンもカメラを構えた。早い人で8時からホームに来たといい、「後日、自分も乗車する」と話す人もいた。

 「しまかぜが参ります」という構内アナウンスが流れ、10時16分に入線。ホームでは出発式とテープカットが行われた。停車する伊勢市駅、鳥羽駅、終点の賢島駅ではご当地ゆるキャラなどが登場し乗客を出迎える演出も行われるという。

 始発のチケットを手にした乗客は、期待に満ちた笑顔で乗り込んだ。入り口で出迎える同列車専用のアテンドスタッフと記念撮影や、座席で撮影をする人、車内に取り付けられたロッカーを早速使用する人など、どの人も笑顔を浮かべていた。

 しまかぜは10時25分、時間通りに晴れの近鉄名古屋駅を出発し賢島へ向け出発した。

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