円頓寺商店街(名古屋市西区那古野)のアーケードの全面改修が現在、進んでいる。着工は10月23日。
近年、注目を集めている円頓寺エリア。円頓寺商店街、円頓寺本町商店街、西円頓寺商店街からなり、名古屋で最も古い商店街とされる歴史を持つ。今回改修作業が行われる円頓寺商店街には1964(昭和39)年、初めてアーケードが設置された。全長は約220メートル。今回は、1989年に行った屋根の張り替え以来の大きな改修だという。
屋根部分には透明とミルク色の素材を使うため日中は光が差し込み「以前より明るくなる」(実行委員会)という。屋根は開閉式になり、外面にはソーラーパネルを設置。内側の照明にはLEDを採用した。改修後の構造は「LCC(ライフサイクルコスト)の観点に対して有効な造りになる」。
完成は2015年3月12日を予定。