中部国際空港セントレア(常滑市セントレア1)に併設している4階のリラクゼーション施設「くつろぎ処」(TEL 0569-38-8282)が10月13日、利用者50万人に達した。
「くつろぎ処」は、2005年2月、同港開港と同時にオープン、空港内では国内初のガラス張り展望風呂「宮の湯」をはじめ、エステやヘアサロンを併設した施設「ゆらら」、予約可能な休憩所「おやすみ処 ゆめや」、「お食事処 宮亭」の4エリアからなる総合施設。
同施設の平均利用客数は1日約900人、ピーク時には1日1,900人が訪れ行列ができるほど。昨年5月には、オープン後約3カ月で利用者が10万人に達した。
13日、50万人目の利用者となったのは愛知県東海市出身の小島久子さん(55)。友人2人と2泊3日の北海道旅行に出かけた帰りで、帰りの飛行機の到着時間が早かったこともあり、初めて同施設に立ち寄ったという。小島さんには、50万人達成記念として同施設支配人の杉江さんから、「謎の旅人フーのぬいぐるみ」や「くつろぎ処500円券」10枚、ソープセット、缶ビール24缶など記念品8点が贈られた。
小島さんは、「初めての飛行機旅行の帰りに偶然立ち寄っただけなのにラッキーだった。いい旅の思い出とお土産ができた」と話していた。支配人の杉江さんは、「長い旅行を終えたお客様に疲れを取ってもらえるよう施設の充実とサービス面を強化し、利用客100万人を目指したい」と話していた。
展望風呂「宮の湯」の利用金額は、大人900円、小人500円、幼児200円。営業時間は8時~22時。