「ミッドランドスクエア」商業棟オープンに約1,000人の列

ミッドランドスクエア商業棟オープン当日、入り口前には約1,000人の行列が

ミッドランドスクエア商業棟オープン当日、入り口前には約1,000人の行列が

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 東和不動産(中村区名駅4)、トヨタ自動車、毎日新聞社(東京都千代田区)が手がけるミッドランドスクエア(中村区名駅4)の商業棟が3月6日、オープンした。

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 同ビルは、オフィス棟47階と隣接する商業棟6階からなり、オープンした商業棟には、60店舗の専門店とシネマコンプレックス「ミッドランドスクエアシネマ」が入居している。オープン前の3月3日と4日、クレジットカード会員などを対象に行われた内覧会には、2日間で約4万人が訪れた。

 オープン当日の朝、事前の内覧会の影響もあったのか、同ビル前では大きな混乱は見られず、徹夜組なども現れなかったが、朝9時頃から列ができはじめ、オープン直前の10時30分までには最終的に約1,000人が並んだ。

 列の先頭に朝9時から並んでいたのは愛知県西尾市から訪れた女性2人組。同ビルの特集が組まれた雑誌を手にして事前に店舗情報をチェックしており、「日本初出店の三ツ星レストランや名古屋初出店の飲食店が気になる」と話していた。2番目に並んでいた春日井市の主婦は「お目当てはクロエの限定バッグ」と話しているなど、名古屋初出店の飲食店や名古屋限定の商品に注目が集まっている模様。

 商業棟入り口前では、10時15分よりテープカットが行われ、東和不動産の神尾社長は「格調とにぎわいの融合をテーマにした商業棟を目で見て体感してほしい」と挨拶。オープン直後から、地下1階の「ピエールマルコリー二」や、4階の「キッチン雅木」には20人以上の行列ができ、特に飲食店フロアに人気が集まっていた。

 女性向けの店舗が目立つ商業棟だが、岐阜からやってきた学生の男性2人組は「『ディオール・オム』があると聞いていたので、楽しみにしていた」と話し、名古屋最大規模の「ディオール・オム」目当ての若い男性客の姿も多く見られた。

 オフィス棟44階~46階の展望施設「ミッドランドスクエア スカイプロムナード」は、65歳以上の客の入場料が500円のため、展望台目当ての高齢者も多く訪れ、名古屋市在住の女性は「近くに住んでいるので、展望台から自分の家が見えるか確かめにきた」と46階からの名古屋の景色を楽しんでいた。

 商業棟の営業時間は、物販=11時~20時、飲食=11時~23時、展望台=11時~23時。オープン初日の来場者数は約5万人を見込むという。

ミッドランドスクエア総合サイト

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