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円頓寺の商店街で「七夕まつり」 名物「張りぼて」31体、屋台も

名物「張りぼて」や吹き流しで商店街を飾る「円頓寺七夕まつり」

名物「張りぼて」や吹き流しで商店街を飾る「円頓寺七夕まつり」

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 「円頓寺七夕まつり」が7月31日、円頓寺商店街(名古屋市西区那古野1)・円頓寺本町商店街(那古野2)で始まった。

工芸品店のちょうちん飾りにかけ、向かいのすし店はチョウチンアンコウの張りぼて

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 アーケードにつるした「張りぼて」装飾が名物の同イベントは今年で67回目。

 今年は、商店街加盟店をはじめ、近隣の幼稚園や保育園、一般の有志が手作り「張りぼて」31体が商店街を彩る。開催が近づくと店舗前で張りぼて製作に励む店主たちの姿や、製作途中の張りぼてが見られる。一般有志も商店街に通いアーケードで製作する。

 円頓寺商店街理事長の田尾大介さんは「今年は、オリンピックやスポーツをテーマにした物が目を引くが、テーマはさまざま」と話す。会場には、米メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手など活躍する人物をモチーフにした張りぼて、茶せん、チャーハンなど自分の店にちなんだ物、今年で30周年を迎えるという「ドアラ」「つば九郎」、商業施設など内装の空間づくりを担う近隣企業が廃棄予定のサンプル材を活用した物などが並ぶ。

 ちょうちんメーカーが手がける工芸品店が作るちょうちん飾りにかけて向かいのすし店がチョウチンアンコウをモチーフにする張りぼてを飾るほか、向かい合わせに位置するスペインバルと喫茶・民宿がそれぞれキングギドラとゴジラを作るなど連動も楽しめる。張りぼてに投票するコンクールも開催する。

 期間中、アーケードには既存の商店街の店舗が店頭で飲食物を販売するほか屋台なども出店するほか、ライブやパフォーマンスなどのステージイベントも開かれる。

 初日の7月31日は、「円頓寺」駐車場でオープニングセレモニーが開かれた。円頓寺本町商店街理事で連盟理事長の岩井良憲さんは「商店街店主だけでなく、周辺も参加できるような地域の祭りにしていきたい。ステージでは地域にあるダンススクールや琴教室などの発表の場にして地域で盛り上げていきたい」と意気込む。

 セレモニーに駆け付けた河村たかし名古屋市長は「この辺りは名古屋駅から名古屋城に歩いて行けるルート。雰囲気もいいので盛り上げてほしい」と話す。

 開催時間は昼ごろ~21時。8月4日まで。

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