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「劇映画 孤独のグルメ」 名駅で松重豊さん舞台あいさつ、続編のアイデアも

「劇映画 孤独のグルメ」の舞台あいさつに登壇した監督、脚本、主演の松重豊さん(中央)と観客の皆さん

「劇映画 孤独のグルメ」の舞台あいさつに登壇した監督、脚本、主演の松重豊さん(中央)と観客の皆さん

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 「劇映画 孤独のグルメ」の舞台あいさつが1月25日、名駅の映画館「ミッドランドスクエア シネマ」(名古屋市中村区名駅4)で行われ、監督、脚本、主演の松重豊さんが登壇した。

舞台あいさつ中の「撮影タイム」で「孤独カット」のポーズをする松重豊さん

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 同作は、久住昌之さん原作、谷口ジローさん作画のグルメ漫画「孤独のグルメ」を原作とする同名のテレビドラマシリーズの劇場版。漫画とドラマは松重さんが演じる輸入雑貨商を営む主人公の「井之頭五郎」が商談で行く土地で見つけた飲食店の食事の様子を描く内容で、劇場版作品はスープを探す旅を描く。

 映画を見終わった観客の前に登場した松重さんは自己紹介とともに「おなか空いたでしょ?」と声をかけた。舞台あいさつの前には「鬼まんじゅう」と「コンパル」の「エビフライサンド」を食べたことを明かし「今、幸せな気持ち」と笑顔を見せた。

 当日は観客から質問も受け付けた、ロケ地やシーン、シナリオ作りの裏話なども披露した。孤独のグルメで行ってみたい外国を問われた回答では、「世界中どこに行っても成立する内容なので、どこに行ったらいいと思いますか?」と逆質問するシーンも。映画製作のきっかけの質問を受けて、昨今のテレビでのドラマ制作の環境にも触れ、「若い人が面白い作品作りをしたいと夢が持てるように、大風呂敷を広げて映画を作ろうと試みを持ったことに始まった」と答えた。

 「もし続編が作れたら何を食べたいか?」の質問には、目標興行収入達成を前提にして、「映画が出来上がって1年くらい、次はどんな展開が面白いか頭の中で考えていた。今、面白いなと思っているのは最初の『孤独カット』をインドのタージマハルの前でやれたら…」とアイデアを披露。「『腹が減った』の(せりふの)後にインド音楽が流れて…。スパイスを巡る旅というのも面白いのでは。初めて言った(笑)」と発言し会場を沸かせた。

 最後には観客に向け、「皆さんの力で僕をインドに連れてってください」「おいしい物を食べながら映画の感想を語り合ってもらえれば」と呼びかけた。

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