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名駅のホテルが内装リニューアル 「名古屋らしさ」を表現

さくら色やもえぎ色をアクセントに使った、「ザ ロイヤルパーク キャンバス 名古屋」デラックスツイン

さくら色やもえぎ色をアクセントに使った、「ザ ロイヤルパーク キャンバス 名古屋」デラックスツイン

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 ホテル「ザ ロイヤルパーク キャンバス 名古屋」(名古屋市中村区名駅3)が2月1日、「名古屋らしさ」を表現したデザインにリニューアルした。

しゃちほこのシルエットが浮き上がるデザインのカーペットと名古屋の風景を切り取った写真を使う壁面のアートパネルを設置する廊下

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 今回改装したのは全153室のうち約半数の78室。残りの客室も、同様のデザインで改装する予定。

 2024年11月に開業11周年を迎えたことを機に、ホテルの価値向上を目指そうと行った今回のリニューアル。同ホテル広報担当者によると、開業当初から名古屋の「街」をテーマにしたアートワークをホテル内にちりばめていたが、今回のリニューアルでは名古屋や愛知の「街」が持つ魅力や歴史、文化を、ホテル滞在中に感じてもらえるようなデザインを目指したとう。

 客室の壁面やカーペットには、名古屋の定番土産の一つ「ういろう」をイメージしたさくら色やもえぎ色などの「ういろうカラー」をアクセントに使う。客室のカーペットは、緑区有松・鳴海地域の伝統工芸「有松鳴海絞り」のパターンをアレンジしたデザインを採用。廊下のカーペットには、しゃちほこのシルエットを浮かび上がらせたデザインを採用した。壁面には、名古屋の風景を切り取った写真をアートパネルに仕立てて設置する。

 3月1日から提供を始める改装した「スイート」(1室のみ)には、名古屋城本丸御殿の内部を彩る金地(きんじ)の障壁画をモチーフにした色使いや、襖絵(ふすまえ)をイメージしたデザインのカーペットを敷く。

 このほか、「ひと口ういろ」など「大須ういろ」の商品のほか、有松鳴海絞りの技法の一つ「雪花(せっか)絞り」で染めたハンカチ、名古屋の食器ブランド「ノリタケ」が製作した「ういろうをイメージした色合い」のマグカップなどが付くリニューアル記念宿泊プランも用意する。

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