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JR名古屋駅地下「ファッションワン」にタカシマヤの「ワインメゾン」

JR名古屋駅地下「ファッションワン」にオープンした「ジェイアール名古屋タカシマヤ ワインメゾン」外観

JR名古屋駅地下「ファッションワン」にオープンした「ジェイアール名古屋タカシマヤ ワインメゾン」外観

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 「ジェイアール名古屋タカシマヤ ワインメゾン」が11月24日、JR名古屋駅地下「ファッションワン」にオープンした。ジェイアール名古屋タカシマヤ食料品売り場の段階的リニューアルの第1弾となる。

中央通路を挟んで両側に陳列棚を設置する「ジェイアール名古屋タカシマヤ ワインメゾン」店内

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 売り場面積は従来比約6倍に拡大し、常時約1万5000本(在庫含む)を確保。店頭には約2600種類を並べる。価格帯は1本1,000円台から数百万円の高額商品まで幅広い。フランス産(約850種)、イタリア産(約160種)、スペインなどほか欧州産(約150種)、チリや日本産のほか、レバノン、アゼルバイジャン、インドといった「珍しい産地」(和洋酒売り場バイヤー・伊藤隆志さん)の銘柄も取り扱う。ソムリエをはじめワインに精通した販売員7人(配置は日によって変動)が、初心者から愛好家まで幅広い層やシーンに対応する。ウイスキーやジンの売り場も設けた。

 店舗デザインは「カーブ(貯蔵庫、ワインセラー)」をイメージし、中央通路を挟んで両側に陳列棚を設置。冷水が流れる管を通した棚で、ストックスペースの温度管理を徹底。店内中央付近には温度・湿度を一定に保つワインセラーも設置した。「通路沿いの造りなので、仕事帰りなど気軽に立ち寄ってもらい、ワインを普段の生活に取り入れてほしい」と伊藤さん。最適な温度で保管し、持って帰ってもらえるようにオリジナル専用保冷バッグ(770円)も用意する。

 店内には、グラス1杯770円から楽しめるバーカウンター(ワイン2カ所、ウイスキー1カ所)も設置。ワイングラスブランド「リーデル」の体験型ショップも設け、タッチパネルで利用者に最適なグラスを提案するコンテンツも用意した。

 地下2階の和酒売り場も刷新し、愛知・岐阜・三重の地酒を強化。「KUHEIJI」の日本酒とワインを販売するコンセプトコーナーも新設した。来年2月ごろには、作家物の酒器を選んで飲める角打ちコーナーの開設も予定している。

 ジェイアール東海高島屋常務営業本部長の田原和也さんは「日本一のワイン売り場を目指し、品ぞろえや温度管理、ソムリエなどスタッフ体制を整えた」と話す。「酒類の売り上げは年々伸びており、家族や友人、自分のために家庭で楽しむ需要が広がっているのでは」とも。

 営業時間は10時~20時。

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