名古屋駅西口に昭和レトロの立ち飲み居酒屋-「庶民の社交場」目指す

「ちょいのみ酒場」の昭和レトロをイメージした店内の様子

「ちょいのみ酒場」の昭和レトロをイメージした店内の様子

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 アパレル事業や外食事業を手掛けるアセンテジャパン(一宮市)は2月3日、名古屋駅西口に立ち飲みスタイルの居酒屋「ちょいのみ酒場」(名古屋市中村区椿町、TEL 052-459-7230)をオープンした。

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 店舗面積は19坪、テーブル5卓と壁に沿ったカウンターで構成し、約40人を収容できる。店内は、市電が走っているころの名古屋市の写真、懐かしいアイドルのレコードジャケット、昔の新聞、ポスターなどをディスプレーし、レトロな空間が広がる。「立ち飲み文化が盛んだった昭和の懐かしい雰囲気をイメージした」(小酒井店長)という。

 コンセプトは「庶民の社交場」。「想定客単価は1,500円~2,000円とリーズナブル。立ちスタイルは客同士が近く初対面でも会話しやすいので、ここがお客様同士の交流の場になれば」と同店長。

 フードメニューは、串カツ(80円)、どてかつ(80円)、やきとり(120円)、つくね(150円)、塩だれキュウリ(280円)など串揚げ、炭火串焼き、一品料理、ご飯ものを提供。テーブル上には串揚げに付けるソース(2度付け禁止)と調味料を置く。そのほか、手羽先、どて煮などの「名古屋メシ」も。

 ドリンクメニューは、生ビール(390円)、梅酒(400円)、ハイボール(350円)など焼酎、日本酒、サワーなども含め約40種を用意する。「月替わりで提供する日本酒と焼酎はおすすめ。あまり市場に出ていない珍しい酒や各地の地酒も用意している」(同)。

 今月16日からはランチ営業も始める。「気軽に安く食べることができる昼食」として、セルフサービスでうどん(290円)、そば(290円)、カレーライス(390円)の提供を予定する。

 仕事帰り・出張帰りのビジネスマンをターゲットに据えるが、「店は明るく楽しい雰囲気。女性の方もちょっと食事をしたい時や友だちと飲みたい時など気軽に利用してもらえるのでは」(同)と期待を寄せる。「名古屋はまだ立ち飲み文化が根付いていないので、ここを立ち飲みの発祥にし、立ち飲み文化を広めたい」(同)とも。

 営業時間は17時~24時(ランチは11時~14時=16日より)。

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