名古屋の下町を巡る自転車ツアー-円頓寺起点に古い街並み楽しむ

名古屋の下町の様子

名古屋の下町の様子

  • 0

  •  

 自転車生活アドバイザー「she-fo relax」の星寛幸さんは、円頓寺本町商店街の多目的空間「藁の棲(わらのすみか)」(名古屋市西区那古野2)で3月14日、自転車で下町を巡る「なごや・円頓寺 春の自転車・旅まつり」を開催する。星さんが企画する自転車まつりは3回目。

[広告]

 テーマは、「カラダにもココロにも気持ちいい自転車と旅」。「春は自転車に最適な季節。普段、通勤や買い物に行くときに使っている自転車で、フラリと気軽な気持ちで街を散策してもらえれば」と企画した。

 今回のコースは、円頓寺を起点に下町を巡る約18キロのコース。所要時間は約3時間。岡本太郎作の鐘がある寺や西区の古い街道など、星さんのガイドを交えながらサイクリングを楽しむ。「名古屋には、古い街並みが残っている場所がたくさんあり、自転車で出かけることによって身近なところでも『こんなところあったの?』みたいな新しい発見がある」(同)という。

 サイクリングの後には、輪行講習会と交流会も予定する。輪行講習会は、主に自転車初心者や女性を対象に行う。「最近、エコやロハスなどが話題になり自転車に乗る女性が増えた。自転車の組み立て方を覚えたら、自分の自転車を持って好きな街を訪れサイクリングすることができ、さらに自転車を楽しむことができる」と、その魅力を語る。

 星さんは、自転車に興味を持つ人に「『暖かくなってきたから自転車に乗ったら気持ちいいだろうな』くらいの気軽な感じで始めれば、長く自転車と付き合えるのでは。自転車で季節を感じながら、まずは花見に出かけてみては」と呼びかける。一方で、今後の課題として「自転車を楽しむ人が増えたことはいいことだが、お年寄りや歩行者に対するマナーを守り上手な自転車の乗り方を広めていかなければならない」とも。

 サイクリング・輪行講習会の参加費は共に500円。雨天中止。問い合わせ・申し込みは星さん(TEL 080-6922-9611)まで。開催場所となる「藁の棲」は今月で閉鎖されるが、今後もイベントは開催する予定。

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース