「7000番代」の車両の歴史に幕-名鉄、7700系引退記念乗車券発売

「7000番代最終章!7700系さよなら記念乗車券」

「7000番代最終章!7700系さよなら記念乗車券」

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 名鉄は2月1日より、車両系列が7000番代最後の車両となる7700系が2月下旬に定期運行最終日を迎えるにあたり「7000番代最終章!」と題し、記念乗車券を発売する。

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 7700系は1973(昭和48)年に登場し、主に特急として運用していた7000系(パノラマカー)との連結が考慮され、前頭部を除き車体・性能・内装などが7000系と同じ仕様になっていることから36年間、多くのファンに愛されてきた。当初は8編成を運行していたが、その後、4両組成の中間車が7000系に組み込まれるなどし、現在は主に三河線のワンマン車両として3編成が活躍している。

 老朽化や部品調達が難しくなってきたため引退することになった同車両は、昨年引退した7000系に縁のある最後の車両。これにより、1961(昭和36)年デビューの7000系から始まった名鉄「7000番代」の車両の歴史は終幕することになった。

 「7000番代最終章!7700系さよなら記念乗車券」は、猿投駅・碧南駅・知立駅・吉良吉田駅・豊川稲荷駅・津島駅を始発駅とした片道普通乗車券(計6枚)と記念券片をセットにしたもの。各乗車券の裏面には行先系統板がデザインされており、記念券片に描かれた同車両前頭部のイラストにセットすることができる。このほか7700系の写真や形式図なども掲載。価格は1,000円。

 発売部数は限定2,000セット。名鉄駅サービスセンター、豊橋駅、金山駅、中部国際空港駅、栄町駅、名鉄ホームページ「Mモール」などで販売する。発売・通用期間は9月30日まで。

 名鉄では、記念乗車券発売のほか、記念系統板の掲出、入場券記念台紙の進呈なども予定している。

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