円頓寺商店街かいわいを舞台にコメディー映画-「おせっかい」に着目

「なごや下町商店街ムービー」

「なごや下町商店街ムービー」

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 円頓寺商店街(名古屋市西区那古野)かいわいを舞台にした劇映画「なごや下町商店街ムービー」の制作が決定し、本格的に始動し始めた。運営はなごや下町商店街ムービー製作委員会。

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 同作品では、「商店街」と商店街の人々の「おせっかい」に着目。「『商店街の人々は世話好きで面倒見がいい』『生活とお店が密着している』、これらを通して人と人とのつながりを大切にする名古屋の魅力を発信していきたい」と委員会会長の久路里まりさん。監督は、「築城せよ。」などを手がけた古波津陽(こはつよう)さんで、撮影は桐島ローランドさんが担当する。

 映画は、東京生まれ東京生育ちの小学4年生の「和也」が主役。和也は何不自由のない生活を送る日々を続けていたが、両親の別居で母親の実家のある名古屋・円頓寺商店街で暮らすことに。商店街の個性的な店主が醸し出す空気感、世話好きでおせっかいな街の人を面白おかしく描いたコメディー作品。内容は久路里さんはじめ、制作メンバーの体験も折り込んだものとなっているという。

 同商店街振興組合の理事長も勤める久路里さん。円頓寺をPRする切り口として誰でも見ることができ、映像に残る映画を作りたいと思っていた。円頓寺商店街かいわいは、名駅や丸の内、国際センターなど近くにありながら下町情緒のある場所。「道で会ったらあいさつもする、おすそ分け文化もある。この関係性は自分だけではなく、両親、祖父母から築かれたもの。人に育てられたのではなく街に育てられた」と魅力を話す。「映画製作も商店街ならではの結束力を発揮できるのでは」とも。

 今後、キャストのオーディション(2月上旬予定)を行い、10月にクランクイン。公開は来春を予定。現在スポンサー、サポーターも募集、支援金サポーターにはエンドロール・パンフレット・DVDに個人名または法人名を掲載するほか、円頓寺商店街かいわいの魅力も紹介したメーキングDVDなどを特典として用意する。

 問い合わせは、なごや下町商店街ムービー事務局(052-990-6428)まで。

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