名駅に昔ながらの洋食店「ミルポワ」-10日間煮込むデミグラスソースも

洋食店「キッチン ミルポワ」店内の様子

洋食店「キッチン ミルポワ」店内の様子

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 地下鉄桜通線国際センター駅近くに3月29日、洋食店「キッチン ミルポワ」(名古屋市中村区名駅5、TEL 052-583-0678)がオープンした。

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 「ミルポワ」はフランス語で香味野菜を意味する。「響きがいいから店名にした」とオーナーシェフの高下さん。以前、両親が同じ名駅5丁目で洋食店を開いていたという。16年前に移転してしまったが、独立というかたちで戻ってきた洋食店に懐かしい地元の人たちも訪れている。

 「大通りから1本は入ったところにある昔懐かしい洋食店」をイメージした同店。店舗はビルの1階にありながら出窓に置いた花の鉢や柵、アーチ状の扉を設け戸建てを思わせる。白とブラウンで統一された店内は、木目のテーブルと椅子を置き温かみのある空間にした。店舗面積は7坪。席数はカウンター席4席、テーブル席8席。

 同店のこだわりは「デミグラスソース」。数種類の野菜と肉をとけるまで10日かけてじっくり煮込み仕上げる。「時間をかけて作るソースは、香ばしい苦みとほどよい酸味、深いコクがある」と高下さん。手間暇かけて、「正統派の洋食の味」を提供する。

 主なメニューは、タマネギ、牛肉を炒めデミグラスソースを加えた「ハヤシライス」(1,080円)、「ハンバーグステーキ」(980円)、「オムライス」(1,080円)、「カニクリームコロッケ」(2個=870円)、「エビフライ」(1,380円)、「オニオングラタンスープ」(680円)など。

 ソムリエの資格も持つ高下さん。ワインは赤、白、スパークリングを取りそろえる。価格は2,500円~(ボトル)。「ワインもお値打ちに提供しているので、フラっとグラスワインだけでも気軽に来ていただけたら」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~22時30分。ランチタイムにはテークアウトも行っている。

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