ミッドランドスクエア(名古屋市中村区名駅4)41階のダイニング&バー「ブルーエッジ」は6月23日から、「i Pad」を活用したワインリストのサービスを開始する。
今までは、ワインの名前と産地、味の説明を記したワインリストを使用していた同店。「ワインリストとして活用できるのでは」というアイデアから日本発売前にハワイから「iPad」を取り寄せ、同店のソムリエ自身が入力作業を行い、リストを仕上げた。ワインのオーダーには主にソムリエが対応していたが、これによりスタッフ誰もが対応できるようになるという。
サービス内容はスタッフによるタッチパネル操作で、渋み・甘み・苦み・酸味・深み・余韻といったワインの味成分を科学的に分析した「味データ」をはじめ、産地、生産者、「チェリーのような香り」などのキーワード、料金など多数の切り口で、同店にあるワインの中から好みのものを探すことができる。カラー写真も掲載するため、ボトルデザインやラベルデザインを画面で確かめることも可能に。
「ワイン初心者の方でも好みの味を探しやすくなる。より詳しく知ることができ、飲む楽しみも広がるのでは」と同店広報担当者。ワインのデータは利用者にその場でメールを送信するサービスも用意する。
「iPad」のワインリスト利用は17時30分~23時のバータイム。現在は1台のみだが、今後増やす予定。取りそろえるワインは常時約100種類で、月により異なる。