名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)は現在、スイーツ、ベーカリー、弁当、喫茶など食品関連30店舗以上が参加する「七夕フェア」を開催している。今年が初めて。
「特に好調」(広報担当者)だという七夕のスイーツ商品は、本館地下1階のスイーツステーションから22店が参加し、オリジナルスイーツを販売。「人気ナンバーワン」は、織り姫(白あん)と彦星(こしあん)の姿を練り切りで作った見た目もかわいい「織姫さまと彦星さま」(2個セット500円、小ざくらや一清)。これまでに60個の予約が入っており、毎日15個の入荷分は売り切れてしまう。
スターフルーツを飾り七夕を演出した「夏 ゼリーパフェ」(1個410円、パティスリーFUKAYA)は、パンナコッタをベースに、スイカとほかフルーツに、スイカゼリーを合わせた「完熟熊本スイカ」と、ブルーのソーダゼリーを入れた「ソーダ&パイナップル」の2種類。チョコで作った天の川を飾りバッチャン陶器の中に杏仁(あんにん)豆腐にマンゴーを載せた「織姫マンゴー」と、ババロアとメロンの「彦星メロン」(以上1個430円、同)は、1日各6個の限定販売。「ゼリーを使った七夕スイーツは絶好調。売り切れる商品も多い。名古屋の方は今しか買えない限定商品を好んで選ぶようだ」とも。
スイーツステーション入り口に設置されたササに、同店シンボルの「ナナちゃん」がデザインされた短冊に願いを書き結ぶことができる。当初500枚の短冊を用意していたが3日でなくなり、急きょ2000枚を追加するなど、合計5000枚を用意。予想以上の人気だという。短冊には家族や友人の健康や幸せを願う人、恋愛成就を願う人、中には1人で3枚を使い、びっしりと願い事を書き込んでいる人も。ササは4階婦人服の「メゾン・ドゥ・ナナ」、8階ベビー・子供服用品特設会場にも設置。短冊は、後日「多奈波太(たなばた)神社」(北区)で祈とうする。
営業開始は10時~20時。今月7日まで。