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名駅に料理店「柳橋 かりんとう」-愛知・岐阜・三重の日本酒と干物メーンに

「歓迎」という花言葉のフジのカッティングシートで飾る

「歓迎」という花言葉のフジのカッティングシートで飾る

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 柳橋交差点近くに干物と日本酒をメーンに提供する料理店「柳橋 かりんとう」(名古屋市中村区名駅南1、TEL 052-563-8885)がオープンして1カ月がたった。オープン日は昨年12月19日。

落ち着いた雰囲気の店舗外観

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 店舗面積は10坪。店内にはテーブル席(最大12席)、カウンター席(5席)を設ける。「歓迎」という花言葉のフジをモチーフにしたカッティングシートで店舗のガラス面を飾る。メーンターゲットは30~60代。現在の来店客は9割が男性だが、女性一人での利用もあるという。

 今年3月で3周年を迎え大皿家庭料理をメーンに提供する「納屋橋 かりんとう」(名駅5)に続き2店舗目となる同店。「1号店が満席の際に断ってしまうお客さまも多いため、近くに2店舗目が欲しかった。新店を出すからには新しいことをしたかった」と店主の岩田さん。調理科の高校を卒業し、20歳から飲食業界に携わってきたという。大皿料理を提供する居酒屋で5年勤めた後、新栄で自分の店を始めた。いったん店を閉めたが新栄の店舗の時の常連客から「また早く店を出してほしい」という声をきっかけに「納屋橋 かりんとう」を始めた。

 愛知・岐阜・三重の東海エリアのものをそろえているという日本酒メニューは「年配の男性好みのもの。今の時期だと生酒、秋にはひやおろしなど、季節に合わせたものを用意している」。コップ1杯(0.7合、525円)で提供。国産ビールを常時13種ほどそろえ、箕面ビール「ピルスナー」「スタウト」、八海山泉ビール「ヴァイウェン」などが人気だという。価格はボトル840円。国産のノンアルコールビール2種類(630円)も用意。

 日本酒のつまみでは、「能登半島の輪島産の干物がおすすめ。間違いない」(岩田さん)。ノドグロ、スルメイカなどの「一夜干し」、フグ、赤魚などの「しょうゆ干し」、魚を塩漬けし糖漬けしぬか漬けした保存食「へしこ」はサバ、イワシで、生野菜を添えて提供。ビールのつまみの「おすすめ」はオーストリア産薫製で、「スペアリブベーコン」「ファーマーロースハム」「カイザーベーコン」の炙(あぶ)り焼き。そのほか1号店のおばんざいメニューも提供。一宮の製麺メーカー「マルヨネ製麺」のうどんを使った「素うどん」「温玉うどん」「サラダうどん」などもそろえる。

 営業時間は17時~23時。日曜・祝日定休。

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