名古屋と大阪間を結ぶバスの中で宇宙ツアーが体感できる新型アトラクションバス「STAR FIGHTER(スターファイター)」の運行が3月19日、始まった。販売はウィラートラベル(本社=大阪市北区)。
コンセプトは「都市間移動をもっと楽しく」。名古屋駅太閣口、大阪駅桜橋口、梅田スカイビル、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを結ぶ同バス。「高速バスは安いが時間がかかる」という声に対して、バス移動中もテーマパークのようなアトラクションを提供することで移動自体も楽しんでほしいというコンセプトで企画された。
外観はシルバーメタリックをベースに3次元カッティングシートを使い宇宙船を再現。内観は床の細部にまでこだわった内装と光の演出が特徴。座席数は22席。
バス乗車客を「乗組員」と称し、宇宙で発見され、それを手にすると願いをかなえる力があるという謎のクリスタルを探索すべく、トレジャーハンティングツアーを楽しむことができる。車内で展開されるストーリーに沿って、各シートに設置された「ジョイスティック」を駆りながら数々のミッションに挑む。
「名古屋駅からユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ向かう道すがら、アトラクションを楽しんでもらうことで、旅行全体の満足感がさらに高まると考えている。春休みの時期に合わせて運行しているので、ご家族・お友達同士で楽しんでいただきたい」と広報部の板村さん。日程によってはすでに満席になっている日もあるほど予約状況は好調だという。
運行区間は、名古屋駅~大阪駅、梅田スカイビル、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン。片道料金は、平日=大人2,500円・子ども2,000円、土曜・日曜・祝日=大人3,000円・子ども2,500円。