エスカ地下街で金魚をモチーフにした作品展

エスカ地下街センタープラザで開催中の「金魚の杜-深堀隆介作品展-」の様子

エスカ地下街センタープラザで開催中の「金魚の杜-深堀隆介作品展-」の様子

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 名駅の地下街エスカ(中村区椿町7)のセンタープラザで8月16日から、「金魚の杜-深堀隆介作品展-」を開催している。

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 深堀隆介さんは愛知県出身で、主に金魚をモチーフにしたイラストや作品を制作しているアーティスト。エビス・アート・ラボ・ギャラリー(中区錦2)、ノリタケの森(西区則武新町3)、松坂屋名古屋本店(中区栄3)など名古屋で行われた作品展をはじめ、ラフォーレ原宿(東京都渋谷区)や東京国際フォーラム(東京都千代田区)などでもライブパフォーマンスを行っており、主に東京と名古屋を拠点に活躍している。

 同展は、2004年に初開催され、今回が2回目。深堀さんは、7月10日~8月10日まで同スペースで行われていたアーティスト5人による展示イベント「DESIGNER'S WORKS」にも参加、「金魚」のモチーフが幅広い年代から支持され多くの客を惹き付けたことなどから、個人展企画の継続が実現した。

 金魚をモチーフに選んだきっかけについて深堀さんは、「アーティストとしてスタートしたが何を描いていいのかわからなくて悩んでいた時、家で飼っていた和金を眺めていて『これだ!』とひらめいた。金魚は人工的で、はかないところが魅力」と話しており、今も金魚を飼い続けて、眺めていると新しい作品のイメージがわいてくるという。

 出品数は、約20点。作品は、枡や漆椀、半分に割った竹の中に透明の樹脂を流し、その上に金魚を描いたものを何層も重ね、立体感を出した「金魚酒」「玄」「香具夜」など。手描きの一点もの作品を中心に、プリントTシャツやうちわ、手ぬぐいなども販売する。価格は、手描き金魚Tシャツ=15,000円~16,800円、プリント金魚Tシャツ=3,675円~、手描き金魚浴衣=157,500円、「金魚酒」大=21,000円~25,200円、小=10,500円、「香具夜」=52,500円ほか。

 また、8月20日14時から深堀さんが来場し、ライブパフォーマンスを行う予定。深堀さんは、「作品展を通して、多くの人に金魚の美しさを伝えたい。ギャラリーなどの個展だけではなく、直接お客と触れ合えるイベントを大切にしていきたい。いつか海外でも自分の『金魚』を泳がせたい」と話している。営業時間は10時~20時。9月3日まで。

エスカ

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