名駅経済新聞の今年上半期PV(ページビュー)ランキング1位には、「名駅の新商業施設に甲羅のビアレストラン-テラス席から高層ビルを見上げ」が輝いた。ランキング10位までが飲食関連の記事が占める結果となった。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは次の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 名駅の新商業施設に甲羅のビアレストラン-テラス席から高層ビルを見上げ(4/16)
2. 名駅前にビアレストラン-世界のクラフトビール10種超提供(5/14)
3. 名駅に初のブルワリー直営ビアレストラン-「味の個性を楽しむ」クラフトビール提供(4/3)
4. 名駅に地上220メートルのビアガーデン-名古屋の夜景を一望(5/23)
5. 名駅のホテル地下に有機野菜にこだわったレストラン-女性ターゲットに(5/30)
6. 名駅のホテル屋上にバドワイザービアガーデン-バドガール演出メニューも(5/27)
7. 名鉄百貨店「屋上ビアガーデン」が営業開始-地中海料理やサングリアを初導入(5/2)
8. 名鉄百貨店にスターバックス新店-名駅エリア最大規模で初の路面店(3/30)
9. 「0系新幹線」モチーフに新スイーツ-東海道新幹線開業50周年を記念で(4/22)
10. JRタワーズに甘味店「花の茶屋」-老舗和菓子「両口屋是清」が新店(5/1)
高層の新ビル計画など再開発が進む名駅エリアの中で、名駅沿いに一足先に建て替えらオープンした新商業施設「M4テラス」。その2階に、ビアガーデンシーズンの先駆けとなるビアレストラン「BALI BEER FESTA(バリ・ビアフェスタ)」がオープン。新施設の目新しさとシーズンが相まって高い注目を集めた。
2位、3位には、名駅エリアにブームが到来したクラフトビールの店がランクイン。3位の名駅に開設されたブルワリーのビールを味わえる「ワイマーケット・ブルーイング・キッチン」は、「名駅という街中でビールを造る」という独創性から、醸造所開設を報じた記事を伝えたフェイスブックでも反応が良かった。2位の世界のクラフトビールが楽しめる「7 DAYS Brew(セブンデイズブリュー)」は、「ワイマーケット・ブルーイング・キッチン」の約2カ月後にオープン。名駅エリアのすぐ近くに、特徴の異なるクラフトビールレストランができ今後も期待ができそうだ。
4位、6位、7位には、毎年注目を集めるビアガーデンオープンを報じた記事が上り詰めた。今年の名古屋は春ごろから気温が高い日が比較的多く、ビールが恋しい時期が早々に感じられた。
9位には、今年開業50周年を迎えた東海道新幹線を記念したスイーツの記事が入った。ほかにも、東海道新幹線開業50周年の関連記事で、記念したご当地食材イメージの限定「ランチパック」(6/5)、夏休み向け企画発表(6/17)が、最近掲載したにもかかわらず20位圏内にランクインした。8位の名鉄百貨店のスターバックス新店や、10位の名古屋の老舗和菓子店「両口屋是清」の新店といった知名度のある店の新規オープンも注目を集めた。
掲載して6日で14位に上り詰めた、セールPRの一環で行われた「ナナちゃん」のあごが大きく外れ地面を突き抜いた姿を報じた記事は、インパクトのある姿と企画でSNSをにぎわせた。
夏らしい記事が上位を飾った上半期。その中でも、名駅で造られるビールや名鉄百貨店のナナちゃん、両口屋是清など、名古屋オリジナル、名古屋ならではの情報に注目が集まった。名駅をはじめとした再開発、リニア中央新幹線開通など、外からの来街者も今後増えることになる名駅の街。大きな動向も追いつつ、名古屋らしい魅力のある記事を報じていきたい。