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ウェスティンナゴヤが「ホテルナゴヤキャッスル」へ 地元とコラボした新企画も

「ホテルナゴヤキャッスル」の新ロゴを披露する二村等総支配人

「ホテルナゴヤキャッスル」の新ロゴを披露する二村等総支配人

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 ウェスティンナゴヤキャッスル(名古屋市西区樋の口町3)が2月1日、名称を変更し「ホテルナゴヤキャッスル」にリブランドする。

11階レストランから見る名古屋城のある眺め

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 1月31日に17年間続けてきたウェスティンブランドのフランチャイズ契約を終了することによるもの。二村等総支配人は「ウェスティンブランド導入時は名古屋の地にいち早くウェスティンブランドを取り入れ、海外も含めさらに多くの方に名古屋に来てほしいという思いだった」と振り返る。「メリットも多いが制約も多く、料理や表現の自由度が狭い。垣根を破りたく、新ブランドとして新しいステージに向かう」と意気込みを見せる。

 同ホテルは宴会・ブライダルが売り上げ全体の約7割を占め、地元の法人利用が多いという。レストランは記念日やお祝い、休日に地元の人の利用が多い。

 客室(城側)やレストランなどからは、すぐ近くに名古屋城を見ることができる同ホテル。新たに「城景のおもてなし。」をコンセプトに据えた。スタッフユニホームは「金のしゃちほこ」の金色をポイントで使ったデザインのものに一新。ベッドリネンやタオル類は、オーガニックコットンブランド「テネリータ」に、バスアメニティーは「ブルガリ」に変更。館内で使われる香りは「パインヒノキ」にする。

 2月1日~3月21日限定で、記念価格の宿泊プランを販売する。スタンダード(ダブル・ツイン、通常価格4万640円)=2万1,820円~、スーペリア(ダブル・ツイン、同4万6,580円)=2万4,790円~、キャッスルスイート(同11万7,860円)=3万7,000円~。以上、全てキャッスルビューで、1室(2人まで、朝食付き)。すでに外部の宿泊予約サイトで予約を受け付け、期間中の予約数は現在、200室を超える。「改めてこの景色を見てほしいという思いで、利用しやすい記念価格を用意した」と二村さん。

 全レストランで記念メニューを用意。コンテンポラリー・ダイニング「クラウン」は通常1万円以上するフレンチのフルコースを6,200円で提供。中国料理「柳城」では、これまで制約で使うことができなかったフカヒレを使い、もともと人気だったフカヒレ料理を復活させる。フカヒレのスープ、刺し身、炒め、煮込みなどの「ふかひれ三昧(ざんまい)コース」(1万円)として提供する。日本料理「西の丸」ではアワビ、ウニなどの高級食材を使った料理と、「お祝いの意味を込めて」赤飯が付く「夢の特別会席~那古野城~」(1万6,000円)を用意する。提供期間は2月1日~28日(「西の丸」は10日~)。

 地域の歴史や伝統、地元で活躍する人などとコラボレートした企画も新たに始める。2月25日には、久屋大通公園の近くの「ショコラトリータカス」と同ホテルシェフがコラボしたショコラパーティーを実施。カカオやチョコレートの産地や知識を試食付きで学べるほか、「ショコラトリータカス」の新作がデザートに付くランチを楽しめる。料金は7,000円。3月17日には、名古屋の伝統工芸の一つ「名古屋黒紋付染」を行う山勝染工とコラボ企画を行い、手拭いへの家紋染め付け体験と、山勝染工が黒紋付染のランチョンマットなどを使いテーブルコーディネートした席でのランチが付く。料金は6,000円。

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