4月1日にロイヤルパークホテルズがリブランドした名古屋駅前のホテル「ザ ロイヤルパーク キャンバス 名古屋」(名古屋市中村区名駅3)は5月25日、リブランドを機に始めた館内イベントを初開催した。
新ブランドのキーワード「FUN」「LOCAL」「CONNECT」をもとに、フロント前には、宿泊利用者が客室以外でも自由に使えるラウンジを新設するほか、6月1日から稼働するスマートフォンで楽しめるARを活用したサービスで、スタッフや利用客同士での交流を楽しめる仕掛けを用意するなど新たな取り組みを始める。ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツの担当者は「年々宿泊施設が増えてきている名古屋駅エリアの中で選んでもらえるように、ホテルの概念を崩した取り組みを行う」と話す。
館内イベントは毎月1回、定期的に展開していくもので「楽しく、その地に根差し、人とのつながりのきっかけになるような、自分を少しだけアップデートするような内容」という。初回に行われた「カカオレッスン」は、明治のショコラアドバイザーを講師に迎え、チョコレートの基礎知識について学ぶほか、同ホテル内のレストラン「ムッシュいとう」のシェフが同企画のために手掛けたチョコレートを使った料理を楽しむもの。女性を中心とした参加者が集まった。
当日提供された料理の一つ「合鴨のむね肉のロースト チョコレートと赤ワインのソース」が参加者に好評だったこともあり、同レストランのディナータイムで期間限定販売する。価格は1,500円で、販売は6月9日までの予定。
今後の館内イベントは、料理教室や観光を取り上げた内容などを考案中だという。「宿泊のお客さまだけでなく、もっと地元の方に楽しんでもらえるような企画でホテルを使用してもらえるようにしていきたい」と意気込む。
6月のイベントは下旬に開催予定。同ホテルのホームページで近日案内予定。