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名古屋城で夏まつり 12日間連続開催の大盆踊り大会を目玉に

過去の大盆踊り大会の様子

過去の大盆踊り大会の様子

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 名古屋城(名古屋市中区本丸1)で8月4日~15日、「名古屋城夏まつり」が開催される。

「名古屋城夏まつり」のメインビジュアル

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 昨年の来場者数は約12万人で今年はそれ以上を目標に掲げる。目玉企画は、12日間の期間中、毎日行う「大盆踊り大会」。城内の広場にちょうちんで飾ったやぐらを特設し、ライトアップされた天守閣を眺めながら盆踊りを楽しめる。企画担当者によると「全国的にもトップクラスの盛り上がりを見せる」という同盆踊り大会。「盆踊りは基本的に横揺れだが、名古屋の盆踊りはかなり盛り上がり最後の辺りは縦揺れ状態。昨年は全国放送の番組でも『名古屋城の盆踊りは異常に盛り上がっている』と取り上げられたほど」だという。

 日により盆踊り運営団体が変わり踊りの内容が異なる。4日は日本舞踊・西川流、5日~10日、13日~15日は日本民謡研究会、11日・12日は名古屋市地域女性団体連絡協議会が率いる。やぐらを囲んで誰でも参加でき、「踊りを知らない方でも参加でき、盆踊り運営者の『うまいフォロー』で誰でも楽しめる」と同担当者。「12日間に渡る盆踊り、老若男女問わず盛り上がれるので、皆さん体感してほしい」とも。「大盆踊り大会」の開催時間は各日18時~20時30分。

 期間中、重要文化財で江戸時代から残る3つの隅櫓(すみやぐら)3館(東南隅櫓・西南隅櫓・西北隅櫓)を公開する。今回が初めてで普段は公開していない。隅櫓の最終入館は17時45分。

 「何でも貸します」のフレーズで東海圏ではなじみの「近藤産興」(名古屋市南区)が手掛けるインスタスポットも登場。忍者や甲冑(かっちゅう)などの衣装、かぶりもの(頭部のみ)を貸し出し、参加者はそれを身に着け記念撮影を楽しめる。各日13時~20時30分。

 そのほか、音楽ライブやDJイベントなどの二之丸広場ステージ、火縄銃の実演(12日17時30分)、スタミナ料理や名古屋めしを販売するグルメブースや縁日街の出店(16時~20時30分)、有松絞打ち掛けの有松絞打ち掛けの展示や和風小物を販売する有松絞出張市(同)など。

 同担当者は「本年度完成した本丸御殿と現存の天守閣を同時に撮影できるチャンスはおそらく今回の夏まつり限り。この機会に来場してほしい」と参加を呼び掛ける。

 参加には名古屋城の観覧料500円が必要。浴衣など和装の来場者は400円になる。開園時間は9時~20時30分で同イベント中のみ延長する。

 そのほか、名古屋城を舞台にしたリアル謎解きゲーム「城に隠された黄金の鱗」も開催。参加料は1,000円で所要時間は約2時間。2019年3月15日まで。

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