堀川沿い、納屋橋近くの「高山額縁店」(名古屋市中村区名駅南1)2階で9月8日~16日、デヴィッド・ボウイのポートレートや写真家とのコラボレート作品の写真展「BOWIE:FACES(ボウイ・フェイセズ)展」が開催される。
1周忌にあたる昨年に代官山、六本木、目黒の3会場で開催された企画展を名古屋で開催。ロンドン出身のテリー・オニールさん、ブライアン・ダフィーさん、福岡県出身の鋤田正義さん、ロンドンのイーストエンド出身のジュスタン・デ・ヴィルヌーヴさん、オランダ出身のギスバート・ハイネコートさん、スイス出身のマーカス・クリンコさん、イングランド・サリー州出身のジェラルド・ファーンリーさん、7人の有名写真家のボウイのポートレートを展示。各写真家の代表作や同展用限定の作品やオリジナルプリントなど約25~35点を予定している。観覧無料。
同展名古屋実行委員会メンバーでアート写真コレクター、アート写真専門ギャラリーも持つ岡田新吾さんは「複数の有名写真家による、1947年1月8日~2016年1月10日の間のデヴィッド・ボウイの珠玉のポートレート、写真家とのコラボレート作品が一堂に名古屋で見られる。大好評だった東京での巡回展を地元・名古屋でいち早く開催したかった」と意気込む。
作品は購入もできる。開催時間は9時~19時(日曜は12時~)。観覧無料。
初日の8日は、ギャラリー近くの「電気文化会館」(中区栄2)のイベントホールで鋤田さんを迎えたトークイベント「鋤田正義 SPECIAL TALK!」も開催。鋤田さんの作品画像やミニドキュメンタリー動画をプロジェクターに投影、紹介しながら、写真家キャリアの変遷と将来の計画、デヴィッド・ボウイの撮影にまつわるエピソード、撮影と作品制作の流儀、国内外での最近の活動などを話す予定。
岡田さんは「同展に作品を提供する写真家の中でも中心的人物の鋤田さんのスペシャルトークを名古屋で開催できることが今回の目玉。このようなイベントは初めてのことでめったにない機会。世界が認めた写真家の実像にぜひ生で触れていただきたい」と参加を呼び掛ける。当日会場で同展参加写真家の作品を収録したカタログを限定数で販売する予定。
トークイベントの開催時間は14時~15時30分。参加費は2,500円(会場で現金支払い)で、同展公式サイトから事前予約が必要。定員200人。東京などからの申し込みもあるという。