名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)前のナナちゃん人形が12月26日、七福神の一人「弁財天」姿に「変身」し、新年を迎える準備に入った。
「ナナちゃん」は巨大マネキン人形で名古屋のシンボルの一つ。「弁財天」姿は初めてだという。ピンク色の透ける素材・オーガンジーなどを使った「女性らしい」衣装で、頭には特注したフェイクファーのウィッグを付け、髪を表現する。手の辺りには「琵琶(びわ)」を持たせるように設置した。
1月2日の同店初売りは、「七福神」に扮(ふん)した同店常勤の役員6人と1人の女性社員、「弁財天ナナちゃん」が来店客を出迎える。広報担当社によると「平成最後の初売りに、盛り上がる楽しいこと」を目的に考え、縁起のいい七福神を採用した初企画という。
「初売りにお越しいただいたお客さまに当店での初売りでお買物を楽しんでいただけるように、地元に『福』をお届けしたいという思いも込めた」。そのほか「とびきりお役に立てる店になります」「暮らしを楽しむ商品やサービスをお届けします」「今年も明るい笑顔でお迎えします」といった約束を掲げ、「新年も変わらぬご愛顧をいただけるようお願いする」という気持ちも込めた。。
「大黒天」は同社の黒野友之社長、「恵比寿天」は常務取締役の足立洋平さん、「毘沙門天」は取締役の杉山貴治さん、「福禄寿」は取締役の平下和重さん、「寿老人」は取締役の鍋田克行さん、「布袋」は役員待遇の諸岡繁久さん。
初売りは9時開店。「弁財天ナナちゃん」は1月8日まで。