映画「アクアマン」のスペシャルトークイベント付き試写会が1月31日、名古屋の映画館「109シネマズ名古屋」(中村区平池町4)で行われ、中日ドラゴンズなどで活躍した元プロ野球選手の山崎武司さんが登壇した。
同作は時速160キロで海中を駆け巡り、海の生物全てを操る規格外の能力を持つヒーロー・アクアマンの活躍を描くSFアクション。出演はジェイソン・モモアさん、アンバー・ハードさん、パトリック・ウィルソンさん、ニコール・キッドマンさんほか。「ワイルド・スピード SKY MISSION」のジェームズ・ワン監督が「マッド・マックス 怒りのデス・ロード」のスタントチームとタッグを組んだ海中バトルシーンなどが話題となり、世界興収が10億9,000万ドル(1,188億1,000万円)を突破。「ダークナイト」を超え、DCキャラクターの映画史上1位を記録している。
主人公アクアマンが、ぶっきらぼうだが最高に熱いハートの持ち主であることから、同映画の名古屋アンバサダーに選ばれた山崎さん。応募総数5,606通から選ばれた300人の観客の前に登壇し、「球場ではお客さまの前でも緊張しないが、今日は非常に緊張している。頑張るのでよろしくお願いします」とあいさつし、イベントがスタート。山崎さんは「海の中のアクションが良かったが、それだけでなくストーリー性がある。女性でも楽しめると思う」と映画の魅力を紹介し、海底シーンの映像には「海の中で泳いでいるよう。自然に生活しているように見えるからすごい。どこかにあのような世界があるかもしれないと思わせてくれる」と絶賛。主人公の魅力を「おちゃめで愛情深い。みんなのことを考え、リーダーシップを取って最後までやるというのが、まさに野球と一緒」と答える。
「もし海中で戦うなら、どの海洋生物を率いてみたいか」との質問には「イルカ」と答え、「野球もそうだが、スポーツは力や技術だけではどうしようもないことがたくさんある。最後は頭を使っていくので、イルカは賢いと聞くから知能的にやっていくのがいいのでは」と理由を語る。「もし自身の参謀にするなら、ドラゴンズの現役選手だと誰を選ぶか」との質問には「松坂大輔かな。後は何と言っても金の卵・根尾昴は外せないね」と2人の名前を挙げる。
最後に山崎さんは「ストーリーがしっかりしている作品。アクションがあり、母と子の愛があり、いろいろなストーリーがある。あっという間に終わってしまうので、楽しんで見てほしい」と呼び掛けた。イベント終了後、観客はIMAXレーザー3Dでの映画上映を楽しんだ。
109シネマズ名古屋、ミッドランドスクエアシネマほかで2月8日から全国公開。