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ビームスとグランパスがイベント合同記者発表 ユニホームデザイン発表も

名古屋城天守閣前でお披露目。左から楢﨑正剛さん、河村たかし名古屋市長、コラボデザイン・ユニホームを着用した渋谷飛翔選手、杉森考起選手、ビームスの設楽洋社長、グランパスの小西工己社長

名古屋城天守閣前でお披露目。左から楢﨑正剛さん、河村たかし名古屋市長、コラボデザイン・ユニホームを着用した渋谷飛翔選手、杉森考起選手、ビームスの設楽洋社長、グランパスの小西工己社長

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 ビームス(東京都渋谷区)と名古屋グランパスエイト(名古屋市東区泉1)が5月13日、連動イベント「大名古屋展」と「鯱の大祭典」の合同記者発表会を名古屋城で行った。

ビームスがデザインしたユニホーム

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 会場には、両社の社長をはじめ、名古屋グランパス・クラブスペシャルフェローの楢﨑正剛さん、河村たかし名古屋市長らも駆け付けた。

 ビームスが手掛ける「大名古屋展」は、2016年に新宿でオープンしたショップを機に始めた「日本の良いモノ・コトを発信する」をコンセプトに「メードインジャパン」を扱う取り組み「ビームスジャパン」の企画の一環。名古屋にフォーカスし、地元の企業や事業者とともに名古屋の魅力あるモノ・コトを紹介する。

 ビームスは今回、グランパスからの要望を受けユニホームもデザインした。「鯱の大祭典」の期間中に行われる4試合で着用する。シャチをモチーフにしたデザインで、優勝(ゴールド)への思いを込めてサイドと襟口には金色のアクセントを付けた。ビームス社長の設楽洋さんは「Jリーグのユニホームデザインを担当するのは初めて。4回だけではもったいないくらいのデザインに仕上がった」と話す。

 コラボデザイン・ユニホームを着用し記者発表に登場した杉森考起選手は「地元出身なのでうれしく思う。選手として両企画を盛り上げたい」、渋谷飛翔選手は「ビームスとのコラボはうれしい。ユニホームもかっこいい。これを着て試合に負けないようにしたい」と話す。

 地元企業などとのコラボアイテムも販売する。「ビームスジャパン」のロゴをデザインしたソフビ人形の「グランパスくん」(貯金箱仕様、4,500円)、調味料メーカー「イチビキ」(熱田区)とコラボし「豆みそ」「あわせみそ」「米みそ」をグラフィックで表現したTシャツ(3種類、各3.500円)、カクダイ製菓(西区)の「クッピーラムネ」とコラボしたポロシャツ(4,800円)は、胸元にラムネモチーフの刺しゅうを施し、背面には「クッピーラムネ」のロゴデザインに似せた「ビームスジャパン」のロゴをプリントする。招き猫を製造する「中外陶園」(瀬戸市)で製作した、片方のヒレ(手)を招くような形にした置物「まねき金鯱(しゃち)」(右手・左手バージョン、各4,500円)など。価格はすべて税別。名古屋にゆかりのあるモデルやアーティスト、編集者、同店スタッフらがキュレーターとして参加したフリーペーパーの配布も行う。

 「大名古屋展」の開催期間は7月20日~9月3日。「ビームス ジャパン」(新宿区)、「ビームス 名古屋」(中区栄、8月12日まで)、「ビームス ニューズ」(渋谷区、7月31日まで)の3会場で展開する。

 「鯱の大祭典」を手掛けるグランパスの小西工己社長は「昨年はホームスタジアムに約44万人が来場した。今シーズンも盛り上がっている。この熱をスタジアムだけでなくホームタウン全体に広げ、街でも一つになって盛り上げたい」と話す。

 コラボデザイン・ユニホームのレプリカを7月20日(ガンバ大阪戦、豊田スタジアムで開催)と8月24日(横浜F・マリノス戦、パロマ瑞穂スタジアムで開催)の試合会場で、2試合合計の想定来場者数の約6万人に無料配布する。小西社長は「試合でも試合前の街なかでも、普段の街なかでも着てほしい。記念ユニホームを着る試合は4戦4勝を目指す」と意気込む。「鯱の大祭典」期間中、名古屋市、豊田市、みよし市などのホームタウンにフラッグやバナーで飾るほか、名駅前の「ナナちゃん人形」や大須商店街内の「巨大招き猫」が記念ユニホームを着用する企画も展開する。

 8月5日は関連企画として、「ゼップナゴヤ」で地元アーティストが集まる音楽イベントなども開催する。「鯱の大祭典」は8月30日まで。

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