名古屋駅前の「ナナちゃん人形」が7月17日、名古屋グランパスのイベント「鯱(しゃち)の大祭典」記念ユニホームに着替え、お披露目式が行われた。
「金鯱グランパスくん」と「金鯱グランパコちゃん」を横から見る
「鯱の大祭典」は、「グランパス」小西工己社長の「盛り上がっている熱気をスタジアムだけでなくホームタウン全体に広げ、街でも一つになって盛り上げたい」との思いから、まちなかでのイベント開催、フラッグやのぼりで商店街や通りなどにジャック広告掲出、企業コラボ、スタジアムイベントなどを展開している。
記念ユニホームはビームスが「鯱の大祭典」の一環でデザインした。同イベント期間中に行われる4試合で着用する。レプリカ・ユニホームを7月20日(ガンバ大阪戦、豊田スタジアムで開催)と8月24日(横浜F・マリノス戦、パロマ瑞穂スタジアムで開催)の試合会場で、2試合合計の想定来場者数の約6万人に無料配布する。
お披露目式には小西社長、相馬勇紀選手、同イベント広報大使を務める「TEAM SHACHI」が出席した。赤い記念ユニホーム姿となった身長6メートルの「ナナちゃん人形」を前に、小西社長は「7月20日の試合観戦券は完売。このユニホームでスタジアムを真っ赤に染め上げたい。ナナちゃんに勇姿を見てもらいたい」と笑顔を見せる。相馬選手は「皆さんの応援が選手の力になる。『鯱の大祭典』で街を通して盛り上げ、絶対に勝ちたい」と意気込む。
会場には全身金色の「金鯱グランパスくん」と、金のシャチホコの被り物を付けた「金鯱グランパコちゃん」も駆け付つけた。「金鯱グランパスくん」と「金鯱グランパコちゃん」は、名古屋城のように街のシンボルになりたいという思いから、全身金色に、金のシャチホコの被り物姿になったという。
会場ではこのほか、「金鯱グランパスくん」の記念グッズも発表した。「金鯱グランパスくんソフビ人形」(4,860円)、「まめぐい」(1,404円)、かぶってなりきれる「なりきり金鯱グランパスくん」(3,240円)などを用意する。8月30日(FC東京戦)で先着1万人に「金鯱グランパスくん」をデザインしたユニホームを無料配布する。
「鯱の大祭典」記念ユニホームのナナちゃん展示は7月23日まで。