なでしこリーグは7月25日、2019プレナスチャレンジリーグ プレーオフ順位決定戦の概要を発表した。
昇格プレーオフ(1~4位順位決定戦)は東西両地区の上位2チームの総当たりで争われ、1位になったチームは2部へ自動昇格。2位のチームは2部の9位チームとホーム&アウェー方式による入れ替え戦を行い、勝ち抜けば2部昇格が決まる。
WESTリーグを制した名古屋の女子サッカーチーム「NGUラブリッジ名古屋」は、8月31日に「JFAアカデミー福島」(EASTリーグ2位)、9月7日に「スペランツァ大阪高槻」(WESTリーグ2位)、9月14日に「FC十文字VENTUS」(EASTリーグ1位)と対戦する。「JFAアカデミー福島」戦、「FC十文字VENTUS」戦は、名古屋市港サッカー場(港区)で開催される。
「NGUラブリッジ名古屋」は、2015(平成27)年に3部に当たるなでしこチャレンジリーグに参入。1、2年目はWEST5位、3年目は3位、4年目は4位の成績だった。今季は、安定した守備と決定力の高さを武器にWEST1位と躍進。5年目にして、初の昇格プレーオフ進出を果たした。
道倉宏子キャプテンは「チームとしては5年、個人的にもこのチームへ来てここまで来るのに4年かかり、多くの選手と苦しい試合を乗り越えてきた。今季は選手層も厚くなり、日々のトレーニングから切磋琢磨(せっさたくま)できていることが勝てるようになった要因だと思う。応援してくださる全ての方のためにも、今季の最終目標である2部昇格を果たしたい」と意気込む。