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円頓寺商店街で初のイルミ点灯 「つなぐ」「結ぶ」の意味を重ねロープでシンボル手作り

円頓寺商店街、プロジェクトチームメンバーなど多数関係者に見守られてイルミネーション「円頓寺イルミ!」が点灯

円頓寺商店街、プロジェクトチームメンバーなど多数関係者に見守られてイルミネーション「円頓寺イルミ!」が点灯

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 円頓寺商店街を飾るイルミネーション「円頓寺イルミ!」が12月6日、点灯した。

「つなぐ」「結ぶ」の意味を重ねロープを材料に手作りしたシンボル

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 同商店街が、店舗企画・施工・設計を手掛けるスペース(名古屋本部=名古屋市西区那古野2)とアメリカンエキスプレスの協力を得て初めて実現。創業の地が那古野のスペースは、地元に関わることを目的に近年同商店街で行われる「円頓寺 秋のパリ祭」にも参加するなど関係を築いてきた。

 イルミネーションはスペース社員のデザイン。イルミネーションデザインを手掛けるのは初めてだという。社員約30人でプロジェクトを立ち上げ、「円頓寺らしさ」があり「ときめく時間が過ごせる場」を演出するイルミネーションを作り上げた。

 プロジェクトチームと商店街をつなぐ役割を担っていたというスペースの澤本三恵さん。「イルミネーションのコンセプト、装飾内容などアイデア出ししプレゼンテーションも行い、内容を固めていった」と振り返る。同商店街の魅力の一つとして「円頓寺七夕まつり」を挙げ、祭りの名物「張りぼて」をつるす「ロープ」に着目し、縁を「つなぐ」「結ぶ」の意味を重ねた。白いロープを材料した手作りのシンボルを、商店街西側の入り口とカフェレストラン・ゲストハウス「なごのや」前のアーケードに取り付けた。当日行われた点灯式で無事に点灯すると澤本さんは「ホッとした」と笑顔を見せた。

 同商店街内「なごのや」オーナーで理事長の田尾大介さんは「皆さんの協力があって地域活性化の取り組みができた。準備段階でプロジェクトチームの方が商店街でランチ利用してくれるなど、人が集まり関わりも広げられた。商店街では年末の感謝セールやくじ企画もあるので、イルミネーションきっかけに街を楽しんでもらえたら」と話す。同商店街で長年店を構える理事のカワカタミカコさんは「以前にもイルミネーションを飾ったことはあったが、ここまで大々的なのは初めてでうれしい。大きなイベントがない冬の時期、このイルミネーションを見に円頓寺商店街に来てほしい」と来街を呼び掛ける。

 点灯時間は17時~23時。2020年2月中旬までの予定。

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