SNSを活用したテークアウトプロジェクト「#名古屋エール飯(めし)」が4月16日、立ち上がった。
同プロジェクトは、大分県別府市と「別府市産業連携・協働プラットフォームB-biz LINK」が3月に立ち上げた「#別府エール飯」を基にしたもの。現在、全国に「#○○(地名)エール飯」が広がっている。
「#名古屋エール飯」は、大分県のウェブ制作会社イエローグラスが、名古屋在中のデザイナーと協力し立ち上げた。制作を手掛けた同社会長の満井学さんは名古屋出身。「地元の名古屋でも、新型コロナウイルスの影響を受け売り上げが落ち込む飲食店が多いことを知人から聞き、別府エール飯のようなサイトを作りたいと相談を受けた。SNSに不慣れな飲食店も多数出てくると思ったが、#○○エール飯は分かりやすいのでSNSの利用法としては最適だと思った」と振り返る。
B-biz LINKに確認し、ホームページとフライヤー制作を進めたという。キャッチフレーズの「『美味(うま)い』はコロナに負けない。」「持ち帰ろう、○○の美味い飯。」を、名古屋バージョンで「『うみゃ~』はコロナに負けない。」「持ち帰ろう、名古屋のうみゃ~飯。」とした。
名古屋の飲食店のテークアウト料理の写真にハッシュタグ「#名古屋エール飯」を付け、自身のSNS(ツイッター、インスタグラム、フェイスブック)に投稿すると参加できる。「#名古屋エール飯」を通じて情報発信・共有ができるもので、市民総出で名古屋市内の飲食店を支援する目的。
「1軒でも多くの飲食店の役に立てれば」と満井さん。「定期的に食べたくなるなごやめしはみそ煮込みうどん」とも。