製菓問屋を営む「ナカムラ」(名古屋市西区南堀越2)が運営するオリジナルキャンディーブランド「まいあめ」が5月26日、「手洗い うがい」の文字をデザインした組みあめ「手洗いうがい喚起飴(あめ)」の販売を始めた。
同社専務の中村慎吾さんは「新型コロナウイルスの状況で自分たちにできること、社会のためにできることを考えた時、やはり私たちが得意とする、あめでメッセージを伝えることが一番だと思った」と振り返る。「得意とする文字のあめで、手にした方へ注意喚起を図れるものがいいのでは」と考え「手洗い うがい」の文字のデザインにした。4月に企画・製造したという同商品は希望者に100セットを無料配布した。
中村さんは「オリジナルあめのオーダーは通常2~4文字が多いが、『手洗い うがい』は6文字のため、作るパーツも多い。文字がつぶれないように職人は大変苦労したと思う」と話す。
ハーブ味ののどあめで、1粒のサイズは直径約2センチ、厚さ約1センチ。あめは1粒ずつ個包装する。50個入り=1,300円、250個入り=4,800円(要別途送料、ただし購入額5,000円以上で国内送料無料)。購入は「まいあめ」ホームページで受け付ける。
ユーチューブに「まいあめチャンネル」を開設し製造工程を紹介している。
中村さんは「ご家庭はもちろん、オフィスや飲食店などに置き、このあめを食べる前に手洗いうがいをしていただけたら」と呼び掛ける。