![高級時計ゾーン「ジェイアール名古屋タカシマヤ ウオッチメゾン」1階部分のイメージパース](https://images.keizai.biz/meieki_keizai/headline/1622686531_photo.jpg)
高級時計ゾーン「ジェイアール名古屋タカシマヤ ウオッチメゾン」が7月27日、ジェイアール名古屋タカシマヤの向かいに位置する「大名古屋ビルヂング」(名古屋市中村区名駅3)1・2階の一部に出店する。名古屋タカシマヤ初の館外出店。
「ジェイアール名古屋タカシマヤ ウオッチメゾン」の出店場所を記したフロアマップ
同店の発表によると、同店の時計売り上げは年々拡大傾向にあり、利用客からも時計売り場充実の要望が多かったが、現在の店舗では面積に限りがあり、売り場拡大がかなわなかったという。「大名古屋ビルヂング」への館外出店の理由は「グレード感が高く、高級時計の展開にふさわしい」とする。
売り場面積は、既存売り場の約2倍で約1200平方メートル。21店舗、約90ブランドを取り扱う。新規ブランドショップは1860年にイタリア・フィレンツェで創業し、長年イタリア海軍の主に特殊潜水部隊に精密機器を納入してきた歴史を持つ「パネライ」、同年にスイスで創業して以来、家族経営を貫く「ショパール」の2店舗。新規取り扱いブランドは「アーノルド&サン」「ミドー」など約30ブランド。
大幅に店舗面積を拡大した「ロレックス ブティック」は、日本の伝統的な建築とデザイン美を取り入れた内装で、専任スタッフが担当するアフターサビス専用の独立カウンタースペースも設ける。そのほか、「カルティエ」「オメガ」、中部地方初のブティックとして展開する「ジャガー・ルクルト」、名古屋地区最大の売り場面積になる「プレゲ」「タグ・ホイヤー」などが軒を連ねる。
2階には、「カシオ」「シチズン」「セイコー」が出店するほか、常時扱う以外のブランドの期間限定販売や、各ブランドの新作発表を行う「ポップアップエリア」、約50ブランドを集積展開するセレクトコーナー、新設した利用者が座ってカウンセリングを受けられる接客スペース、国家資格である時計修理技能士の資格を持つ売り場係員を増員したウオッチリペアコーナーを設ける。
営業時間は10時~21時。