名古屋市内で花火ができる公園検索アプリ「Hanabi-Navi」が7月3日、リリースされた。
アプリ「Hanabi-Navi」上の地図に表示された花火ができる公園の位置
西尾市でおもちゃ花火や打ち上げ花火の製造・販売を手掛ける「若松屋」が企画・制作したスマートフォン向けアプリ。以前から同社が行っている線香花火を作るワークショップや花火で遊ぶ際のマナーの普及活動などを行い、子どもとその保護者を対象に、楽しみつつ、花火の学びを少しずつ伝えてきたという。
そうした中、「どこで花火をしていいか分からない」「花火をしていい公園かどうかあやふやなまま子どもを連れて花火をしていいか判断できない」などの声を受け企画した。アプリを担当した葛西喬介さんは「特に都市部の方が困っている方が多いと思い、まずは愛知の都市部の名古屋市から始めた。ほかエリアでも今後、広げられたら」と話す。
花火で遊ぶときのマナー周知も同アプリの大きな目的。趣旨を名古屋市に伝えた上、入手した花火の規制がない公園のリストを元に、実際に公園を訪れて現場を確認。「花火で遊べる場所」として、同アプリの地図上にプロットした公園の所在地と共に、公園の写真や設置されている注意看板、水場(あるところに限る)、芝生か砂地かが分かるような写真などを掲載する。「花火で遊ぶ場所」をタップすると最初に、「大人といっしょに遊び、夜遅くまで騒がないようにしましょう」とメッセージが現れる。
「花火で遊ぶときのマナー」も掲載。「準備、風向き、夜遅くまで騒がない、ゴミは持ち帰るなど当たり前のことだが、イラストを添えて紹介。周知していきたい」と葛西さん。全国の花火が買える店を検索できるほか、「花火大会検索」も準備している。
アプリのダウンロードは無料。