学ぶ・知る

GH GROUPが女子サッカー大会を支援 「女性の活躍する場を応援したい」

「GH GROUP CUP」で優勝した豊川高校、準優勝の聖カピタニオ女子高校、3位の刈谷FCプロジェクト ソニアと、GH GROUP関係者

「GH GROUP CUP」で優勝した豊川高校、準優勝の聖カピタニオ女子高校、3位の刈谷FCプロジェクト ソニアと、GH GROUP関係者

  • 19

  •  

 名古屋の女子サッカーチーム「NGUラブリッジ名古屋」(以下、ラブリッジ)のスポンサーを務めるトヨタカローラ名古屋と、ネッツトヨタ中部、トヨタカローラ愛知のGH GROUP 3社が、7月17日から8月1日わたり開催された「GH GROUP CUP 第45回愛知県女子サッカー選手権大会兼第43回皇后杯」で、メインスポンサーとして女子サッカー大会を盛り上げた。

大会MVPを受賞した豊川高校の北川未唯選手

[広告]

 日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の開幕を9月に控え、愛知でも女子サッカー支援の機運が高まっている。愛知県の女子サッカーの技術向上や普及を目的に1977(昭和52)年に始まった歴史ある同大会に、今年からGH GROUPが協賛。「GH GROUP CUP」の名を冠し、パワーアップして新たなスタートを切った。

 大会パンフレットやスタッフユニフォームを新たに制作するなど、大会のクオリティー向上に寄与したほか、MVP賞、得点女王、ベスト11に選出された選手には、名古屋に本社を置くジュエリーブランド「K.UNO(ケイウノ)」の協力を得て、副賞としてアクセサリーを贈呈した。企画に携わったトヨタカローラ名古屋の営業本部総合企画室の松田和明室長は、「(副賞が)選手のモチベーションアップにつながり、盛り上がっていただけたらうれしい」と話す。

 MVPを受賞した、豊川高校の北川未唯選手は、「すごい!めっちゃきれいですね。こういうアクセサリーは付けたことがないし、見るのも初めて」と少し照れながら、声を弾ませた。

 GH GROUPと女子サッカーの縁は、2013(平成25)年より、トヨタカローラ名古屋が現在なでしこ1部リーグに所属するラブリッジをクラブパートナーとして支援したことに遡る。かつては同チームの選手を雇用していたこともある。

 「2011年ワールドカップでなでしこジャパン(日本女子代表)が優勝したことを機に、女子サッカー選手が厳しい環境でプレーしていることを知った。愛知県内で頑張っている人がいないのかと探す中で、ラブリッジさんとのお付き合いがスタート。今回、大会協賛の話をもらい、『ぜひやらせていただきたい』とGHグループ3社で協賛した」(トヨタカローラ名古屋の松田室長)。

 決勝を観戦したトヨタカローラ名古屋の後藤善和社長は、30度を超える猛暑の中で熱い戦いを繰り広げる選手に目を細めていた。「女性アスリートの粘り強いプレーに魅力を感じる。かねてから地域貢献、そして女性が活躍する場を応援したいという思いをもっていた中で、ラブリッジさんとのご縁があった。今回の大会協賛が女子サッカーのさらなる盛り上がりにつながれば大変うれしい。今後もさまざまな形でスポーツ振興を応援していきたいと考えている」と話す。

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース