アウディの最新電気自動車モデルの発表会が1月20日、名駅南で開かれた。
発表されたのは同社の電気自動車第3弾となるプレミアムコンパクトSUV新型アウディ「Q4 e-tron」「Q4 Sportback e-tron」で、会場では「Q4 e-tron」が披露された。全長4.59メートル、全幅1.87メートル(以上、欧州値)。
同社は2025年に新しく発表、発売、生産するモデルを、アウディとして内燃エンジン搭載の最後のモデルとする。2026年以降の新モデルは全て電気自動車にし、2033年には内燃エンジン生産を停止(中国を除く)するという。
発表会に登壇したフォルクスワーゲン グループ ジャパン社長兼アウディ ジャパン ブランドディレクターのマティアス・シェーパースさんは「100年に1度のチャレンジで変革の時代」と話す。「日本での電気自動車への転換で、まずわれわれが始めているのは社員の積極的で早い意識改革。脱炭素、SDGsにいかにひも付いているかなどの理解を進める。また、日本での電気自動車への転換はディーラーを通じてやるべきだと考えている。お客さまとの密着度が高く、不可欠な存在」とも。
発売は秋以降の予定。日本国内では初年度で1000台、うち東海・北陸エリアでは200台の販売を目指すが、半導体不足などの問題で日本に入ってくる台数を確定できないという。