名古屋の屋上をポケットパークなどに利活用するプロジェクト「青空ルネサンス」が5月29日、名駅南の「サンデーフラーカフェ」(名古屋市中村区名駅南1)屋上で開催される。
会場にする屋上には人工芝を敷き、椅子やテーブル、カウンターを設置する
空間設計などを手がける「ライムデザイン」の篠元貴之さんが始めた同プロジェクト。「名古屋の街をより魅力的にしたい」という思いを持ち、街を歩いた時に未利用地である「屋上」に着目し、納屋橋エリアのビルの屋上を借りて2020年8月に初開催した。
今回が5回目で、前回に続き同カフェとコラボする。前回、来場者は飲食を楽しんだり、屋上から空を眺めたりして楽しみ、夜間はキャンドルに明かりをともして演出した。
これまでを振り返り、篠元さんは「回数を重ね、認知の広がりを実感している。コラボをすることで、単独開催では波及できなかった人たちにも知ってもらうことができ、リピーターになった人も。『屋上が日常の一部になっていく』という、下地作りが少しずつできている実感がある」と話す。
今回は屋上に人工芝を敷き、テーブルや椅子、カウンターテーブルを設置する。同カフェの名物メニュー「クロッフル」などのカフェメニューが屋上で楽しめる。
開催時間は13時~15時、15時~17時、17時~19時の3部制。定員は各10人。入場無料。予約不要だが、事前に同プロジェクトのインスタグラムのダイレクトメッセージで連絡することを勧める。