8月で開業2周年を迎えるホテル「ニッコースタイル名古屋」(名古屋市中村区名駅5)が8月5日~7日の3日間、和菓子をはじめとした食文化を体験できるアニバーサリーイベントを開催する。
アート、音楽、食、健康、伝統工芸などを題材としたさまざまなイベントを開いてきた同ホテル。広報担当の中嶋英理さんは「尾張徳川家に愛された茶の湯文化に由来する『和菓子どころ名古屋』の魅力を知ってほしいという思いから、今回のイベントを企画した」と話す。
6日13時~21時(15時~16時を除く)には、1階のコミューナルロビーで「アンコマン LIVE DJ in nikko Style nagoya」を開催。「和菓子をはじめとした日本の伝統文化を身近に感じてほしい」と集まった老舗和菓子店の音楽好き店主らによるユニット「アンコマン」がDJを行う。「青柳総本家」(守山区)の後藤稔貴さん、「亀屋芳広」(熱田区)の花井芳太朗さん、「松崎煎餅」の松崎宗平さん、「空也」「空いろ」(以上、東京都中央区)の山口彦之さんの4人のほか、スペシャルDJとして、ニッコースタイル名古屋のBGMを監修しているDJ・音楽プロデューサーのKenichiro Nishiharaさんも参加する。参加費はワンドリンクチケット制500円。
「当ホテル総支配人が、のれんを守ろうとする店主の皆さんの熱い思いや、和菓子の伝統技法を大切に継承しながらも革新に挑戦し続ける姿に心を動かされたことから企画が実現した。音楽を楽しみながら、各店の和菓子も無料で試食できるユニークなライブになる」と中嶋さん。
5日にはKenichiro NishiharaさんによるライブDJ、6日には、和菓子や抹茶、日本酒など「食」のワークショップ、7日には「TRUNK COFFEE」(名古屋市東区)によるミニポップアップストア出店も予定する。
期間中、同ホテルのレストラン「style kitchen」では、シェフが「青柳ういろう」をアレンジした「UIRO 特別デザートプレート&ドリンクセット」(1,000円)を1日20食限定で提供する。提供時間は10時~20時30分(最終日のみ17時30分まで)。
中嶋さんは「和菓子や『食』の新しいスタイルから、新たな発見を得られる機会を提供できれば」と利用を呼びかける。