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円頓寺本町商店街にワークバー&サウナ 商店街に新しいコンテンツを

サウナとワーク、バースペースが融合した店舗「NAGONO WORKBAR & SAUNA」外観

サウナとワーク、バースペースが融合した店舗「NAGONO WORKBAR & SAUNA」外観

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 サウナとワーク、バースペースが融合した店舗「NAGONO WORKBAR & SAUNA」(名古屋市西区那古野2)が8月23日、円頓寺本町商店街にオープンした。

セルフロウリュもできるサウナルームの内観

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 好きなことをやろうと1年前に自身の会社を立ち上げた「LEO」(那古野2)社長の粟生万琴さんが手がける同店。粟生さんは東京でAIスタートアップやITの仕事に就いていたが3年前に名古屋に戻り、同商店街近くのインキュベーション施設「なごのキャンパス」(那古野2)の企画プロデューサーに就任。現在も活動している。

 好きだというサウナを取り上げ、三重県菰野町に昨年4月、自然や環境配慮とサウナを融合した貸し切りサウナ施設「AOU no MORI」をオープンした。

 2店舗目の「NAGONO WORKBAR & SAUNA」は、職場の「なごのキャンパス」からも自宅からも近い円頓寺本町商店街に着目し、暮らす、働く場を面白くしたいと思いで企画。粟生さんは「円頓寺本町商店街に新しいコンテンツを作ろうと思った。サウナだけでは面白くないので、自然をかけ合わせたり、働くことを掛け合わせたりする」と話す。

 同店は6月14日に先行オープンした2階にバースペース・ワークスペースと、1階にサウナを設けた造り。サウナの設備は、セルフロウリュもできるサウナルーム、「整いチェア」を置いたスペース、シャワー室、男女別更衣室、休憩に使える畳の小上がりなど。タオルや各種アメニティを用意する。入り口にサウナ利用の手順を掲出する。

 10~15人収容できるバースペースでは、「身体にいいもの」としてセレクトしたドリンクを提供する。なごのキャンパスやつながりのある店や企業から仕入れる。水と岐阜県美濃加茂市の茶農家の水出し日本茶、コーヒー、ナッツは無料。有料ドリンクは、ビール、ナチュール缶ワイン、酢ドリンク、ビーガンのエナジードリンクなどを用意する。サウナ上がりにいいドリンクを提案するという。商店街かいわいの飲食店からフードを注文し2階スペースで食べることができる。「連携して街に貢献できれば」(粟生さん)とも。

 ワークスペースは15~20人収容できる。テーブル席や1人かけのカウンター席などを設ける。個室のワークブース(1時間=440円)も設ける。アート作品も積極的に飾る。粟生さんは「アートも掛け合わせた空間でドリンクを飲みながら非日常を体感し、作品から仕事のインスピレーションにつながれば」と期待を寄せる。

 利用料金は、バーとワークスペースを営業時間内に利用できる「1DAY」(一般=3,300円、有料ドリンク1杯付き)、なごのキャンパス会員や円頓寺商店街近隣割り、学生割り、法人料金も設ける。サウナ(80分)利用はプラス1,650円~、貸し切り(同、4人、1万6,000円)。利用は時間割で男女を分ける。貸し切りの場合は水着着用の上、男女混合での利用が可能。貸し切り以外でサウナのみの利用はできない。

 「LOVE YOUR WORK LIFE」をコンセプトに掲げ、「仕事も生き方の一つ。自分が幸せを感じる時間を大切に、多様な使い方をしてもらえれば」(同)とも。

 営業時間は10時~22時。日曜・祝日・月曜定休。

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