愛知銘菓・えびせんべい「ゆかり」を主力商品に持つ「坂角総本舖」(東海市)が作るグルメの販売イベント「BANKAKU KITCHEN~海老(えび)とカレーとたまご~」が10月26日、「ジェイアール名古屋タカシマヤ」(名古屋市中村区名駅1)地下1階のウイークリースポットで開催される。
エビカツを天然酵母パンでサンドした「BANKAKU 海老カツサンド」
坂角総本舖が昨年創業130周年を迎えたことを記念して、エビを使ったフードメニューを開発。昨年5月に、栄の商業施設「ラシック」で同様の販売イベントを行った。
今回は7種類のグルメと、「ゆかり」に使うエビの殻を与えて育った卵「坂角たまご」(6個入り、486円)をテイクアウトで販売する。
「ゆかり」に使うエビの殻を乾燥させ約1ミリに粉砕した「海老粉」を使う「BANKAKU 海老カレーパン」(378円)は、香味野菜とオマールエビ、トマトのフィリングを入れたカレーパン。同社広報担当者は「フィリングを増量し満足感を高めた。製法を見直したことで、さらにふっくらとおいしいまろやかな海老カレーパンに仕上がった」と話す。「BANKAKU 海老カツサンド」(同、540円)は、エビにホタテのうまみを加えたカツを、天然酵母のパンでサンドしたもの。「カツの衣を極限まで薄くして際立たせたエビのプリプリ食感を生かすため、パンは耳なしに変更。食べ応えを損なわないよう、パンの厚みを増しさらにおいしくなった」(同)という。
新メニューの「BANKAKU 海老コロッケ(ビスク)」(346円)は、オマールエビのソースとエビの身を加えた国産ジャガイモの薄い衣のコロッケ。そのほか、プレーンの「海老コロッケ」(324円)、オマールエビとトマトのカレーにエビカツをのせる「海老カツカレー」(1,399円)など。
「130周年の感謝の気持ちを伝えると共に、坂角総本舖を知らない若い方に知ってもらうきっかけづくりとして企画した『BANKAKU KITCHEN』。今回は、メニューに磨きをかけて、新しい名古屋グルメを提案する。気軽に足を運んでほしい」と呼びかける。
開催時間は10時~20時。11月1日まで。