プロ野球選手の大谷翔平選手のサイン入り月山松(がっさんまつ)の切り株の展示が4月14日、名古屋城(名古屋市中区本丸1)本丸御殿の上御膳所(かみごぜんしょ)で始まる。
月山松は、名古屋城の木造天守復元に使う予定の松の木で、大谷選手の出身地の岩手県奥州市の月山神社が保有する境内の山林で伐採されたもの。松材は復元する天守の3階床を支える、約16メートルと最も長い梁(はり)に使う予定だという。推定樹齢は350~400年で、直径は約80センチ。
大谷選手のサインは、「2023.3.4」の日付と共に、伐採した松の根本部分の輪切り材に書かれている。
開園時間は9時~16時30分(今月29日~5月7日は17時30分まで)。本丸御殿への入館は16時まで。名古屋城の入場料500円(大人一般)が必要。