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名古屋城の新土産の土鈴「亀の尾城」 金・白のカメの尾に天守

手のひらに収まるサイズの「亀の尾城土鈴」

手のひらに収まるサイズの「亀の尾城土鈴」

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 カメの尾に名古屋城天守がのった「亀の尾城(かめのおじょう)土鈴」の販売が8月6日、名古屋城(名古屋市中区本丸1)内の売店で始まった。

「亀の尾城土鈴」のカメの表情

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 同商品はオリジナル土産企画「NAGOYA CASTLE」シリーズとして作られた。同シリーズはこれまでに、金色を打ち出した内容の金のしゃちほこをかたどった金色のクリップ「金シャチクリップス」(20個入り、700円)や、「本丸御殿 金の手鏡」(全3種類、各750円)、愛知の伝統工芸品「瀬戸染付焼(せとそめつけやき)」で作られた「本丸御殿 豆皿」(全4種類、各3,000円)を展開。

 土鈴「亀の尾城」は、昨年3月の「名古屋城 金鯱展」開催をきっかけに、かつて作られていた郷土玩具「金鯱土鈴」を1000個限定で復刻販売した企画が始まり。

 名古屋城総合事務所の西浦志乃さんは「製造協力を担う『藤井陶楽』(三重県四日市市)に行ったときに動物モチーフのたくさんの土鈴を見てかわいいと思い、名古屋城でも作れないか考え始めた」と振り返る。

 名古屋城は別名「亀の尾城」と呼ばれ、熱田台地(名古屋の中心部にある台地)を巨大なカメに見立て、頭の部分に熱田神宮、尾の先に名古屋城が建っているという伝説にならって同商品を企画。「カメは縁起のいい動物であるし、城内の本丸御殿の欄間や表二之門の瓦などにカメの姿を見ることもでき、似合うと思った」と西浦さん。

 金色と白色で表現されたカメの尾の部分に、金のしゃちほこを付けた天守がのる。ひもが付いていて揺らすと鈴の音がする。全長約10センチ、高さ約7センチで手のひらに収まるサイズ。「一つずつ手作りするためカメの表情も異なる。購入したカメの顔をチェックしてみてほしい」(西浦さん)。

 価格は1,800円。城内の正門横売店と「西の丸御蔵城宝館」内の売店で販売する。

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