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名古屋タカシマヤのラグジュアリーゾーン改装 4ブランドを報道向けに披露

名古屋タカシマヤ7階に新設したメンズアイテム中心のラグジュアリーゾーンに出店する「ルイ・ヴィトン」と「グッチ」の店舗外観

名古屋タカシマヤ7階に新設したメンズアイテム中心のラグジュアリーゾーンに出店する「ルイ・ヴィトン」と「グッチ」の店舗外観

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 ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)に4月29日にオープンするラグジュアリーブランドの報道向け内覧会が28日、開催された。

イギリスのダイヤモンド宝石商「グラフ」の総額10億円以上のハイジュエリーを付けた女優の黒木瞳さん

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 同店は現在、約1年をかけてラグジュアリーゾーンを段階的に改装している。グランドオープンは秋の予定で、2・3・4・7階に、新規5ブランドとリニューアル8ブランドを合わせた34ブランドを展開する。7階に新設するメンズのラグジュアリーゾーンには29日、「ルイ・ヴィトン」「グッチ」「ベルルッティ」などが出店した。

 今回、内覧会を行ったのは、4ブランド。

 イギリスのダイヤモンド宝石商「グラフ」(3階)はリニューアル。壁や床にオーク素材を使いモダンな中にも温かみを持たせたという新店舗ではハイジュエリーやソリテールリング、人気のコレクションをそろえるという。VIPルームは2カ所を設ける。同ブランドのオープニングセレモニーに総額約10億円のハイジュエリーを付けた女優の黒木瞳さんが登場。身に着けたのは、リング3点、ネックレス、イヤリング、ジュエリーウオッチ(以上、1点)、ブレスレット2点の合わせて8点で、ダイヤの大きさを示すカラット数は200カラット以上。以上は購入できる。自身も同ブランドのイエローダイアモンドのリングを持っているという黒木さんは「女優になってよかった、光栄。輝き、きらめきを見ると気分が上がる」と笑みを浮かべた。

 メンズに特化した「ルイ・ヴィトン」の店舗は、東京・渋谷、大阪・梅田に次ぐ3店舗目。ウオッチジュエリー、エキゾチックレザー、洋服、シューズ、フレグランスなどメンズの全カテゴリーをそろえる。エリアごとにデザインを変えた内装だという。同ブランド担当者は「ターミナルの店舗のため、さまざまなエリアからの来店を期待できポテンシャルがある」と話す。同店で先行受注するスワロフスキーをちりばめたスニーカーや、限定のブルーのブレスレットを用意する。既存の2階店舗はウィメンズのみを扱う店舗になる。

 「グッチ」は、栄地区の路面店を2月にメンズ専門にリニューアル、松坂屋名古屋店1・2階の2店舗をウィメンズの店舗とした。名古屋タカシマヤでは、今回の7階のメンズと、ウィメンズのみの扱いになる既存の2階、8階のチルドレンズの3店舗を展開。メンズの店舗ではレザーグッズ、シューズ、アクセサリー、ウオッチなどを扱う。同ブランド担当者は「メンズに特化することでカテゴリーを増やすことができた。2・7・8階を合わせることで、より密な接点を持てるようになる」と話す。

 「ベルルッティ」は、東海エリア2店舗目。独自の染色方法で作るカラーバリエーション豊かなレザーが特徴といい、靴、財布、バッグなどを展開する。フルラインアップをそろえる同店はファッションアイテムを多く取り扱うのが特徴。ベストセラーのバッグの縦長型には同店限定色の青色「アヴェイロ」の商品を用意する。

 ジャイアール東海高島屋常務取締役営業本部長の竹下真さんは「メンズにおいてモード、インターナショナル、ラグジュアリーなどのブランドを求める声も多くもらっていた。中途半端な応え方ではなく、メンズの大改装で大きな売り場を作ることでニーズに応えていきたい。7階という上層階にラグジュアリーブランド店を置くのはあまりない例だと思う。全館をさらに活性化させ、館の価値を高めていきたい」と意気込む。

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