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名駅前に「クリームソーダ ナナちゃん」 一般公募のデザインを衣装化

クリームソーダをイメージしたワンピースの「クリームソーダ ナナちゃん」

クリームソーダをイメージしたワンピースの「クリームソーダ ナナちゃん」

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 名古屋駅前の名鉄百貨店 本店(名古屋市中村区名駅1)のシンボルの「ナナちゃん」が7月25日夕方、「クリームソーダ ナナちゃん」に変身した。

「クリームソーダナナちゃん」の右手にはスプーンをイメージしたアームカバー

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 4月~5月にナナちゃん生誕50歳記念企画の一環で行った「ナナちゃん衣装デザインコンテスト」から選ばれたデザイン画を実際に衣装化した。一般に向けた公募で804点のアイデアが集まった。一般公募で衣装が作られるのは初めて。同企画を担当した同店売出計画担当者の松田健吾さんは「想定を超える応募をもらい、今回の企画を通して改めて地元の方々のナナちゃんに対する思いの大きさを実感した」と話す。

 衣装タイトルは「クリーーームソーダ」。デザイン画を描いた戸塚(とつか)ちひろさんは、「名古屋といえば喫茶店のイメージがある。衣装を考える時に幅広い年代に愛されるナナちゃんと喫茶店メニューで夏に人気があるクリームソーダに『そこにいるのが当たり前の存在』という共通点を感じた。名古屋駅前がクールに感じられる衣装としてコンセプトをクリームソーダに据えた」と振り返る。

 緑色のグラデーションでソーダの泡をプリントで表現したクリームソーダをイメージしたワンピースは着丈=2.5メートル、すそ幅=2.7メートル。デザイン画に忠実に内巻き具合も表現したオレンジ色のウィッグをつけた頭に、サクランボの飾りを付けたアイスクリームがモチーフの帽子をかぶせる。右手はスプーンをイメージしたアームカバー、左手はストライプ柄でストローをイメージしたアームカバーを付ける。

 「名鉄百貨店の衣装担当の方にしっかり私の意図が伝わっていて、こだわりをそのまま再現してもらった。感謝しかない」と戸塚さん。「見ているだけで涼しげ。最近の流行の昭和レトロ感を感じるデザインで若い人には新しく、ご年配の方には懐かしく感じるデザインだと思う」と松田さん。

 「クリームソーダ ナナちゃん」展示は8月1日まで。

 同店メンズ館6階の連絡通路で、31点のデザイン画の展示も行う。29日まで。

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