ハンズ名古屋店(名古屋市中村区名駅1)が8月31日、8階バラエティーグッズフロアで「東海道新幹線グッズ」の取り扱いを始めた。
東海道新幹線「N700Sグリーン車」のシート生地をアップサイクルしたスリッパ
同店を運営する「三交クリエイティブ・ライフ」(中区)のグループ関連会社「近鉄」のグッズを、同フロアで約2年前から販売していることがきっかけ。8階フロアマネジャーの柳田俊祐さんは「当店で近鉄グッズを扱っているという認知が高まり始め、さらに鉄道関係の商品を増やしていこうと考えた。JR東海のグッズも扱うことができれば、新規顧客の獲得につながるチャンスだと思った」と説明する。
扱うのは17アイテム程度。東海道新幹線のシート生地をアップサイクルした「スリッパ」は、スリッパの生産量日本一の山形県河北町の専門工場で手作りしたもの。「N700系TypeA」「N700A普通車」(以上5,830円)、「N700Sグリーン車」(6,160円)などを展開する。引退した「N700系TypeA」の「X1編成15・16号車」で使われていたシート生地を使う「ショルダーウォレット」(1万3,200円)、東海道新幹線再生アルミを使う初代の「のぞみ」型・300系をはじめとした車両をモチーフにした「アルミタイバー」(6,820円)や「アイススプーン」(3,960円)などのアップサイクル商品も並ぶ。
そのほか、2000(平成12)年の食堂車廃止まで提供していたビーフカレーのレシピを再現したレトルトカレー「新幹線 懐かしのビーフカレー」(594円)、車両をデザインしたネクタイ(8,800円)など。
「商品POPをじっくり読む方を見受けたり、女性から色合いがいいと意見をもらったりしている。高額商品のため、まだ売上数は少ないが、もっと認知度が高まれば多くの人が関心を持つ、今後に期待ができる商品」と胸を張る。
同商品コーナーに隣接し、近鉄グッズも販売。観光特急「しまかぜ」や「あをによし」、特急「ひのとり」、一般車の車両をモチーフにした、ラバーキーホルダーや刺しゅうステッカー、リュックサック、「ミニミニ方向幕」など。
営業時間は10時~20時。