東海地方を中心とした酒蔵の日本酒が楽しめる「なやばし夜イチ 日本酒祭り」が9月22日・23日、名古屋を南北に走る運河「堀川」沿いの遊歩道で開催される。
毎月第4金曜に開いているナイトマーケットイベント「なやばし夜イチ」の特別企画。10周年を迎えた今回は、東海地方の酒蔵に加え「震災、コロナ禍といった苦境を乗り越え頑張る酒蔵を応援したい」との思いから、福島県の酒蔵を招く。参加酒蔵は、愛知県=神の井酒造、山盛酒造、金虎酒造(以上、名古屋市)、澤田酒造(常滑市)、生道井(東浦町)、岐阜県=中島醸造、若葉(以上、瑞浪市)、白扇酒造(川辺町)、福島県=仁井田本家(郡山市)。各酒蔵が3、4種類の日本酒を提供する。 「なやばし夜イチ」13周年、日本酒祭り10周年を記念して、来場者向けに記念品を進呈する企画を用意する。
日本酒を飲むにはイベントオリジナルおちょこ「よいちょこ」(300円)が必要。過去に購入した「よいちょこ」も可。日本酒はチケット引き換え制で、5枚つづり=1,500円。
会場には、つまみやクラフトビール、ソフトドリンク、テイクアウト料理や雑貨を販売するブースも出店する。
「堀川の浄化・再生と堀川を生かしたまちづくりを進め、その機運を高める」ことを目的に据える「堀川ウォーターマジックフェスティバル」も同時開催。専用ボートによる「水上カブトビールバー」を展開し、ワインのような味わいが特徴の「明治カブトビール」と、麦の味わいが香ばしいという「大正カブトビール」に加え、今年復刻されたラガービール「昭和カブトビール」、ソフトドリンクを用意する。参加には1ドリンク付きチケット(500円)が必要で、「ピア納屋橋」のボート乗り場で当日販売する。船上でドリンクの追加オーダーを受け付ける。「なやばし夜イチ」で購入した商品の持ち込みも可能。
今回は水上をマーケットに見立てた「水上マーケット」を初めて行う。つまみや菓子を積んだスタンドアップパドルボードが船周辺を行き交い、船上から商品を購入できる。
開催時間は22日=16時~21時、23日=13時~21時。最終乗船は20時15分。雨天中止。