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「メイドイン駅西」な「シネマスコーレ」グッズ、セレクト土産店が企画製造

(左から)グッズを手にする、堀江浩彰さん、岩井宏和さん、坪井篤史さん、木全純治さん、山田真理子さん

(左から)グッズを手にする、堀江浩彰さん、岩井宏和さん、坪井篤史さん、木全純治さん、山田真理子さん

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 名駅西の映画館「シネマスコーレ」の公式「応援グッズ」の販売が1月27日、東海エリアの土産物を扱うセレクトショップ「OMYAGE NAGOYA(オミャーゲ名古屋)」(名古屋市中村区竹橋町4)で始まる。

グッズにはシネマスコーレのロゴやキャッチフレーズ「燃えよ!インディーズ」をあしらう

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 同店のほか、喫茶店やギャラリーを有する「ホリエビル」を運営する「屋上とそら」社長の堀江浩彰さんが発起人となり企画。「シネマスコーレは駅西カルチャーの偉大なる先輩」と話す堀江さんは、「若輩者が出過ぎたことをと思いながらも、駅西の一員として一緒にエリアを盛り上げるチャレンジに取り組めたら」と考え、かねて交流のあった同映画館代表の木全純治さんにオリジナルグッズの製作・販売を打診した。

 「駅西地区を盛り上げるための申し出は大歓迎。どんな挑戦も、まずはやってみないことには」と木全さん。堀江さんは商品の販売利益の一部を「応援金」としてシネマスコーレに納める仕組みも考案し、「グッズ販売を通して、微力ながら運営を応援できたら」と笑顔を見せる。

 商品ラインアップは、缶バッジ付きのオリジナルトート(Mサイズ=3,400円、Lサイズ=3,900円)をはじめ、オリジナルキャップ(全2種類、各3,620円)、オリジナルTシャツ(3,900円)。デザインは、同店2階にアトリエ兼店舗を構える刺しゅうブランド「Iwappen(イワッペン)」の岩井宏和さんが担当した。商品には同映画館のキーカラーとされる黄色をあしらっており、岩井さんは「ロゴやキーカラーを生かし、飽きのこないデザインを目指した。刺しゅう加工により、シンプルながら高級感のある仕上がりになったのでは」と自信を見せる。

 刺しゅう加工やタグの縫製、包装は、駅西を拠点にひきこもり支援活動を展開するNPO法人「オレンジの会」が、就労訓練事業の一環として担う。同法人職員の山田真理子さんは「商品を手に取るお客さんの姿を間近で目にできる経験は、製造に関わった人にとって大きな励みになる」と話す。堀江さんも続けて「企画から製造、販売まですべて駅西で完結する『メイドイン駅西』な商品。遠方に暮らすシネマスコーレファンにも届けられるようオンラインショップでも販売する。第2、3弾と続けていきたい」と意気込む。1月27日~2月10日は、岩井さんが手がけた刺しゅうアイテムのフェアを開催する。

 営業時間は10時~19時。日曜・祝日定休。

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